癒し

2010年7月 7日 (水)

七夕に寄せて

今日は七夕。子どものころは、7月7日に雨が降ると、織姫と彦星が会えずにかわいそうと、本気で気の毒に思っていた。梅雨真っ只中のこの日、あまり晴れることがなかったように思うから、ほぼ毎年小さな胸を痛めていただろうと回想する。

都会では、本当に些少しか星が見えない。この星の数が当たり前だと思って育った。沖縄の竹富島で見上げた満天の星空に度肝を抜かされ、サイパンで突然車から降ろされ指差された方角に南十字星を発見し言葉を失い、ハワイ島のマウナケアの頂上で世界で一番天体観測に適するという星空に目が釘付けになり、オーストラリアのケアンズで本が読めそうなくらい明るく輝くあまたの星々に口が半開きになった。

地球のどの位置に立つのか、新月なのか満月なのか、どの季節か、何時か、天候は。様々な条件で、見える星座や天の川の位置が異なる。なんて神秘的なことだろうか。地球も、そんな神秘的な宇宙を構成する唯一無二の星なのだと思ったら、大切にしないわけにはいかない。

星の位置で暦を作った古人の知識の高さに脱帽である。

今宵は晴れるだろうか。私は東京で研修。帰り道、夜空を見上げてみよう。

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2010年7月 2日 (金)

ハワイの思い出

ハワイの写真集で気分を良くし、様々な思い出が浮かんできたので綴っておこうと思う。

海外旅行は好きで、あっちこっち行く機会に恵まれた。中でもリピートしている唯一の渡航先がハワイ・オアフ島である。そして、初めての海外旅行もハワイ・オアフ島であった。

友人3人と真夏のオアフ島で泳いだのは、もう15年も前のこと。これが初ハワイ。後にも先にも、この時のワイキキビーチでの遊泳が唯一となっている。家族の誰も海外旅行の経験者がいなく、母が心配してくれたことをよく覚えている。ひったくりに遭わないように、持ち歩くバッグに工夫を凝らしたり、過剰に思える保険にも加入した。日本時間を気にしながら国際電話もかけた。初めての国際電話にドキドキした。

初めての海外旅行で、もちろん初めてづくし。いろいろ学んだ。

この時の旅行で、ある有名ショッピングセンターのバス亭でバスを待っている時、ひったくりを見かけた。日本人カップルの女性の方が狙われてしまったのだ。男性が追いかけたが、すぐに諦めた。銃でも所持しているかもしれないから、深追いしないで正解だったのかもしれない。ブランドものを袋を持っていると、狙われやすいと知った。

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二度目のハワイ・オアフ島は、両親とともに。父の定年のお祝いに二人にハワイ旅行をプレゼントしたのだが、海外旅行をしたことがない者だけで行くのは心細いから着いて来てくれと言われ、同行したのだ。

オアフ島は日本語も通じるところが多く、英語が苦手な私でもあまり困ることはない。市バスに乗って、両親をパールハーバーとえひめ丸の慰霊碑があるカカアコ海浜公園(父の希望)へ連れて行ったり、ポリネシアカルチャーセンター、ノースショアなども巡った。

一番思い出に残っているハプニングは、初めてヒッチハイクをしたこと。カカアコ海浜公園からの帰り、父がカメハメハ大王像が見たいと言い出し、近いことから無料のオリオリバスに乗って向かったのだが、それほど近くまでは行けず、長距離歩くのが困難な父のためにヒッチハイクするはめになったのだ。日本人らしき男性に声をかけたのだが、日本語が通じず、少々時間はかかったが、カメハメハ大王像のところまで乗せてくれることに。ハワイの人の優しさに触れ、三人で感激したものだ。

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三度目のオアフ島は、大学を退職した直後、自分への褒美として10日間滞在した。水族館へ行ったり、ダイヤモンドヘッドに登ったり、アラモアナショッピングセンターでショッピングしたり、客船でサンセットクルーズを楽しんだり、フラダンスショーを観たり、ハワイアンジュエリーを探し歩いたり…。一人は気ままでいい。好きな時に好きなところへ行けるし、予定をドタキャンしても、誰にも気を遣わなくていい。

一人旅ということもあってか、旅行中の日本人、現地人問わず、ナンパされた。日本人男性は、既婚者であったが、会社の同僚同士の旅行ということではめを外したかったのだろう。もう一人の日本人男性は、奥様同伴にもかかわらず、いろいろ話しかけて来て、奥様に睨まれていた。現地の人も、日本語ができるので無視できず困った。人が良さそうに見えるのだろうか。

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四回目のハワイはオアフ島ではなく、ハワイ島のみ。ビッグアイランドと呼ばれているだけあって、周遊できないくらい大きい島だった。

新婚旅行だったので、ツアーには参加せず、どこへ行くにも二人で計画し、出かけた。夫の運転する車で、キラウェア火山やボルケーノの街を回り、プルナウ黒砂海岸でウミガメに出会った。富士山より高いマウナ・ケアの山頂からサンセットと世界で一番の星空観測をし、流れ星二つに永遠の愛を誓った。何にでも一生懸命だった夫の姿が目に焼きついている。新しい人生の指標となった旅行だった。

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人生の転機に訪れたいと思う場所があることは、力になる。こういう場所があることを、心底幸せに思う。

大切な節目に訪れた思い出の地、ハワイ。大地と宇宙エネルギーを全身で感じられるハワイは、今注目のパワースポットである。大自然に身を委ねる心地良さは、病み付きになってしまう。きっと、今後も足を運ぶことだろう。

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2010年6月28日 (月)

色の本 ~アロハな色~

ハワイの写真集を見つけた。背表紙のタイトルを目にしただけで心惹かれ、手に取り、表紙を見たら、一瞬のうちにハワイ時間に浸った気がし、全身の筋肉が緩んだ。

就寝前、ページをめくってみた。カラフルなハワイの写真が、目の前を通り過ぎていく。特に、訪れたことのあるオアフ島とハワイ島のページには釘付けになった。

写真集は、色ごとのカテゴリーでまとめられており、レインボーから始まっている。ハワイで虹はよく見ることができる。車のナンバープレートにも虹があしらわれている。名物シェーブアイスも虹色。父と一緒に、いっ時、涼を得たことを思い出す。

ハワイ固有種の白いハイビスカスや噴火した地層に含まれている物質が砕かれた緑の砂浜(グリーンビーチ)、日本では大騒ぎになりそうなピンク色の建物(ロイヤルハワイアンホテル)、オヒアレフアの真っ赤な花、流れ出た溶岩の黒。多彩な色が存在していることを改めて感じた。それぞれの色の主張はしっかりあるのに、うるさくならず、街にマッチしているのがハワイの特長かもしれない。

この写真集は、心身ともにゆるゆるになる。寝る前に読めば子守唄代わりに、休日の昼下がりに眺めれば大自然のBGMを奏でてくれる。キラメク太陽、心地良い潮風、さらさらの砂、甘く熟したパイナップルなどが、次々に現れては消える。自宅が癒しのサロンに変身。写真集は視覚だけではなく、聴覚、嗅覚、味覚、触覚と五感をフルに使って楽しめるものなんだ。

色で旅するハワイ Book 色で旅するハワイ

著者:高砂 淳二,山下 マヌー
販売元:文藝春秋
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2010年1月14日 (木)

リンパマッサージ

最近だるい日が続くので、以前から興味のあったリンパマッサージを体験してきた。整体やマッサージは受けたことがあるが、リンパマッサージは初めて。初めてだと何をされるのかいろいろ想像してしまい、ちょっと緊張もしたが、女性好みの明るい色彩で彩られた店内と自然な笑顔がステキなスタッフに、最終的にはリラックスすることができた。

リンパは全身のあらゆる箇所をゆっくりと流れている。病気や慢性疲労等で流れが悪くなり、様々な症状を引き起こす引き金になりやすいと言われている。鎖骨周辺は自分でもマッサージできるので何度か行ってみていたが、やはり専門のスタッフにやってもらうのとでは全然違う。とにかく、気持ちがよかった。

リンパマッサージは、デトックス効果があるので、体内に蓄積された老廃物等を排出されることで、サイズダウンにも効果があると言われている。お正月の後の体重が気になるこの時期、ちょっと期待してしまう。

多少の好転反応(もみ返し)はあるが、いつも冷え気味の腹部もじんわり温かく、肩もふくらはぎも風船のように軽い。これは何回か通いたいと思えるほど、普段と体の変化を感じる。

何でも臆せず、試してみることなのかもしれない。やってみて自分に合わないと思ったら止めたり、変えてみればいいわけなのだから。やはり、私は行動派のようだ。

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2009年12月24日 (木)

2009クリスマス☆デート

クリスマス☆ランチ

今年のクリスマスは、品川にあるホテルでランチバイキングをメインに企画。一度行ったことのあるレストランで、とても気に入っていた場所。昨年は、予約の電話を入れたのが遅かったため、取れなかったレストランだ。昨年の悔しさをバネに(それほどのことでもないが…)、予約可能になったその日の午前中(10月1日10時)にダイヤルした。

張り切った甲斐もあり、一段高い二人だけの独立テーブルに案内され、レストラン会場を見渡せる好位置で、ランチを楽しむことができた。和洋中と各ブースに分かれて並んでいるお料理はクリスマスを意識したメニューが少なかったが、種類が豊富なので、飽きることなく舌鼓。私のお皿は、Photo_5イカスミのリゾット・カボチャのニョッキ、キノコのピザ・カニ入りホワイトソースのペンネと、バラエティ豊かなパスタに占領。日ごろ、行きたくてもあまり行かれないイタリアン中心に彩られた。

縁とは不思議なもので、前職場の先輩・同僚の先生方とその家族に、レストラン内でバッタリ。彼女たちは10人以上のグループなので、唯一ある個室に案内されていた。帰り際、挨拶に行き、ちょっとおしゃべり。退職した後も同じように接してくれる先輩・同僚たち。みんなの笑顔に、大きな安心感を感じた。

 

埠頭

「竹芝に行きたい」と言う夫に連れられ、竹芝埠頭へ。ゆりかもめの竹芝駅直結のターミナルはガラーンとしていた。ここからは伊豆七島へ向けて毎日数便の船が就航している。人影が少ないのは、強風で欠航となっている船があるからかもしれない。

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ホットドリンクで手を温めながら、埠頭を見下ろせる公園の一角にあるベンチに腰を下ろす。スカッと晴れ渡った冬の青空が美しかった。「穴場でしょ?」とちょっと誇らしげな夫は、すでに肩をすぼめ寒そうなポーズ。人混みが苦手なので、人が少ない場所が好きなのだ。

 

光の海と銀河鉄道

この時期、やはり夕方以降、期待してしまうのはクリスマス☆イルミネーション。汐留に移動し、日テレのからくり時計やショップなどをひやかした後、カレッタ汐留の『Caretta OCEAN Xmas』 の点灯を待つ。大勢の人の山に、期待も膨らむ。

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LED30万球が一斉に点灯した瞬間、集まった人々から感嘆のため息がもれた。大海原の中のサンゴをイメージしたピンクのツリーがひときわ目を惹き、幻想的な雰囲気をかもし出していた。海の中を人魚姫にでもなって泳いでいる気分に。

Photo_3点滅しているもの、変色して波のしぶきを演出しているもの、場の雰囲気を変えるものとLEDの輝きが変化するたびに、あちこちから歓声が上がる。うっとりしてしまって、しばし動けず…。

すぐ近くの旧新橋停車場では、走れ!ファンタジア号Galaxy Platform ~宇宙への旅立ち~』と題したイルミネーションが展開されていると知り、そちらへもGo!日本初の鉄道が新橋・横浜間を開通した当時の蒸気機関車を模して創られているそうで、夜の街に出現した光の列車は銀河鉄道そのものだった。

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 今年もきらびやかなクリスマス☆イルミネーションを愛でることができたことに感謝。今夜、多くの人々に、幸せの光が降り注ぎますように…。

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2009年12月18日 (金)

三線リサイタル

この間の日曜日、夫が三線のリサイタルを開いてくれた。私があるテレビ番組を見て、「沖縄の音楽に熱いものが込み上げてきちゃった」とメールしたら、「土日に聞かせましょうかね」と返信があり…。

近所の沖縄居酒屋で、昼間三線教室が開かれていて、今夏、何度か足を運んで練習していた夫。3曲弾けるようになったとかで、その3曲を披露してくれた。

誰かが見ていると練習できないからと私が見ている前で練習することがなかったので、どのくらい弾けるのか程度がまったくわかならかったのだが、何度かつっかえる場面はあったものの、何の曲を弾いているかわかるほど、夫の三線の腕は上達していた。「最近は触ってもいなかったので、弾けなくなっちゃった…」なんて言っていたが、十分に沖縄の風を感じることができた。

私のために、私のためだけに開いてくれた三線リサイタル。1曲目から全身がゾクゾクするような感動を覚え、誰かが見ていると弾けなくなる夫の性格を知っているせいもあり、涙があふれて止まらなかった。

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「弾いてみる?」と、夫が優しい眼差しを寄越した。「いいの?」

私には弾ける弦楽器はお琴だけ。中学のころ、ギターを授業で習ったが、弾けるところまではいかなかった。それから、他の弦楽器を弾く機会は、ハープ(高校の部活の他パート)をちょっと弾く以外になかった。あんなに沖縄へ行っていたのに、本物の三線を手に取ることもなかったのだ。

夫が持っている三線は本物の三線ではなく、沖縄の土産物屋で販売されている観光客用の代物。それでも、演奏できるだけの機能は備えており、チューナーもある。

調音した後、夫が三線教室で最初に習った『♪チューリップ』を恐る恐る弾いてみる。つめの代わりにピックを使用。弦をはじく感覚がよくわからず、強弱がめちゃくちゃ。左手の弦を押さえる指もめちゃくちゃ。

それにしても、三線の楽譜『工工四(クンクンシーと発音)』は慣れるまで読みづらい。三線の楽譜はドレミファソラシドではない。合乙老四上中尺工五六七となる。ドレミ…で覚えるのではなく、合乙老…で楽譜通りに覚えるのが良いと夫からアドバイス。

どれくらい練習したのか、『♪チューリップ』の他に、テンポは超がつくくらいゆっくりだが、沖縄民謡『♪安里屋ユンタ』と『♪十九の春』がなんとか弾けるまでになった。夫も「弾けるじゃん」と言って、飲み込みの良さを褒めてくれた。

久々に楽器を奏でてみたが、こんなにも楽しく、心が豊かになるような味わいは忘れていた。好きな音色だけに、リラックス効果も。こんなゆったりした音色を日夜耳にしている沖縄の人たちが、いい意味での“ていげー主義”になり、なんくるないさ(なんとかなるさ)と悩みフリーでいる訳がわかる気がした。

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2009年11月26日 (木)

秋色散策② ~黄葉の神宮外苑~

神宮外苑

上野恩賜公園散策後、立ち寄ったのは、イチョウ並木で有名な神宮外苑。青山という立地と黄葉の時期ということで、予想通り、ものすごい人だった。

日当たりの良いイチョウの木は黄色く色づいていたが、まだ色づいていない木々も見受けられた。12月初旬ごろまで、見ごろは続きそうだ。

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結婚した年だったか、イチョウの形のクッキーを焼いて訪れたのは。右手にイチョウの葉、左手にクッキーを持って笑って写っている写真がある。4年前なのに、なぜか切ないほどに懐かしい。

日が暮れると急激に気温が下がるのか、ベンチに腰掛けていると、寒さが身にしみる。日中は暖かく、上着を脱ぐような場面もあったが、夕方にもなるとコートが欲しくなる。寒暖の差が激しいのも、晩秋から初冬にかけての特徴だ。

 

国指定名勝 六義園

地下鉄の中吊り広告にライトアップされた庭園の写真が掲載されていた。紅葉の時期だけの夜間ライトアップだという。夜桜は鑑賞したことはあるが、夜紅葉はない。ふと興味を覚え、その六義園へ行ってみることにした。

地下鉄を乗り継ぎ、30分かけてたどり着いた六義園。なぜか、塀の中は真っ暗。ライトアップの気配がない。不安がよぎる。そして、その不安は的中することになる。

ライトアップ期間が一週間後(11月27日)からだったのだ。中吊り広告の写真にばかり目がいってしまい、開催期間をよく見ていなかった。夫に平謝り。

六義園は国指定の特別名勝らしい。造園当時から小石川後楽園と並び、江戸の二大庭園に数えられていたそうだ。入場することは叶わなかったが、存在を知ったということで今回はよしとしよう。いつか…、またいつかね。

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2009年11月24日 (火)

秋色散策① ~紅葉の恩賜公園とアメ横~

上野恩賜公園

秋色濃くなり、南関東も紅葉狩りが楽しめる時期を迎えた。三連休初日、かねてから予定していた上野へ散策に出かけた。

夫は小6以来の上野だという。私はよく覚えてはいないが、やはり小学生以来だ。不通になってしまった上越線の運転再開を待つ時間、母親に連れられ、西郷隆盛像を見に行ったセピア色の記憶が残っている。

Photo幼少時の懐かしい記憶からか、まずは上野恩賜公園へ歩を進めた。この公園は明治6年、日本初の公園として開園され、その後、動物園や博物館、美術館等が建てられ、文化の香り高い一面も併せ持つ人気の公園となっている。桜の名勝としても有名で、春には1200本のも桜並木の下で、花見客が宴会を繰り広げている様子をよくテレビで見かける。そんな桜樹はほとんど葉が散り、言葉通り来春の花開く日の準備に入ったかのように見えた。

Photo_2公園のシンボルである西郷隆盛像の前で、夫と二人写真に収まる。隣にいるのが、母から夫へ変わっていることに、月日の流れを感じた。

公園の中央に上野大仏と呼ばれるパゴタがある。建立当時は6mの高さの大仏だったが、大地震や火事などで4回も首が落ち、現在は顔だけが保存されているという珍しいパゴタ。ご利益があるのか、合格祈願の絵馬がたくさん収められていた。

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公園内の木々はほどよく紅葉しており、散策はとても気持ちが良かった。休憩場所に選んだベンチ近くにある身長より高い鉄棒に、夫がおろむろに近寄り、逆上がりを試み始めたのには驚いた。2~3回チャレンジし、肩を落としてベンチへ帰ってきた。しかし、数回チャレンジし、何度か成功。学生時代、鍛えていただけのことはある。

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三つに分かれている不忍池(しのばずのいけ)の蓮池は、名前からも連想できるように枯れたハスで一面覆われており、夏季の見ごろを想像させた。エサを追い求めてハスの合間を泳ぐカモがかわいかった。都鳥であるユリカモメの姿も多く見られた。カップルやファミリーで賑わうボート池では、様々な形のボートが浮かんでいたが、「僕は漕ぐのが下手だから」と夫がしり込みするので乗船は叶わなかった。池の周りの散策は飽きることがなかった。

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私の噴水好きを知ってか、夫が大噴水へ行ってみようと誘ってくれた。夜にはライトアップされるという大噴水は、いろいろ変化を持たせながらしぶきを上げていた。マイナスイオンが放出されているからか、さわやかな爽涼感を醸し出していた。

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アメヤ横丁

上野恩賜公園散策を挟んでの昼食は、アメヤ横丁で。ここは二人とも初めて訪れる場所。年末の大混雑の風景をテレビで見ることはあっても、訪れたことがなかった。

三連休だから混んでいるかと思いきや、狭い商店街、ゆっくり両脇の店舗をひやかしながら歩く余裕さえあった。スイカやパイナップル、イチゴなどを串刺しにして売っている出店、「今日が最終日だよ!」と連休初日から首を傾げるようなセリフをばらまく店員、初めから込みのはずなのに「おまけ」と相手にお買い得商品だと臭わせる商売上手の店主。確かに非日常の商店街の風景がそこにはあった。得だの損だの問わず、その雰囲気を楽しむ客が多いからこそ成り立っている部分もあるのだろう。“限定”や“おまけ”に弱い消費者の心理を上手くついた商売戦術の横行が見て取れた。

結局、アメヤ横丁では何も買わなかったものの、昼食後の休憩用のおやつを探していた時に、沖縄のわしたショップ(沖縄県物産公社)を発見し、ちんすこうやシークヮサージュースなどを購入。夫はオリオンビールとおきこラーメンを。なんか、私たちらしさが表れていると感じたひとコマだった。

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2009年11月 9日 (月)

インターネットショッピング2 ~おいしいお酒を求めて~

はまっているネットショッピング。スイーツの他に、お酒も取り寄せてみた。ビールや日本酒は飲まず、リキュール類が多いのだが、その中でも、今は梅酒に凝っている。

梅酒は、酒屋ではなく、スーパーなどでも比較的種類が豊富に揃っているので、選択の余裕がある。近所の酒屋、スーパーなどをしらみつぶしに当たり、めぼしい梅酒はほとんど試してしまった。そこで、目をつけたのがお取り寄せ。

3インターネットで梅酒探し。店頭では見かけたことのない梅酒を一気に6本購入。しかも梅が名産である和歌山県みなべ町から。半透明のにごり梅酒やとろとろした果肉を感じるねり梅酒、フルーツ果汁を加えたブルーベリー梅酒など、珍しいものばかり。中には、2008年の日本一に輝いた梅酒も。 

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味わい深いもの、甘い食後酒タイプのもの、ジュース感覚で軽い飲み口のもの、それぞれ個性的で、 梅酒といっても奥が深いと思った。一口では語れない。いろいろ手を出してみて、自分好みの梅酒(お酒)を見つけたい。

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2009年11月 6日 (金)

潮騒を聞きながら

穏やかな秋晴れ。家にジッとしているより外出日和。

 

歩かなければ気づかない小道がある
いつもと同じ道では発見は少ない
自分の足跡がついていない道
知らない道に踏み出してみる勇気が必要な時もある

そこにあるのは何?
その先に待っているものは?

私が歩まなければならないのは
どこへ続く道なのだろう

 

Photo海を見下ろす公園のベンチで、ランチを兼ね休憩。海は穏やか。潮騒が心地いい。

寄せては返す波は、同じようで同じではない。安らぎをもたらすリズムも、一定のようで一定ではない。

人工的な音のない世界は言葉にならないくらい心が和む。どちらかというと都会に住んでいるので、自宅付近で人工的な音のない場所を探すのは困難。だからこそ、自然の素晴らしさを感じる時間が、必要なのかもしれない。疲れを溜めないためにも。自分らしさを失わないためにも。

波音が、心のひだまで浸していく。

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