医療

2010年4月19日 (月)

アレルギー性鼻炎とガングリオン

一週間に一回のブログ更新。少ない…。これには訳があって。

今月に入ったころから、鼻水・鼻づまりの症状が現れ、集中力ややる気が湧いてこなくなってしまった。微熱のある日もあり、だるく、家事も時間がかかるように。ブログ更新どころではなかった。内科へ行ったら、花粉ではないアレルギー性鼻炎という診断。

そして、右足の痛み。右足の甲にボタンくらいの大きさの腫れ物ができ、一度は皮膚科で気にならなければ放っておいて大丈夫との診断を受けたが、あまりの痛さから足を引きずって歩くようになってしまい、昨日、ようやく整形外科へ。症状名はガングリオン。良性の腫瘤だそうで、よく現れる症状だとか。なりやすい人は何度も繰り返して現れることが多いそうで、クセになりはしないかと心配になった。

太い注射で腫れ物の中に溜まったゼリー状の水分(髄液)を抜く。麻酔をする人もいるらしいのだが、私は麻酔なしで処置。想像以上の激痛で、かなり出血もあった。処置後、心臓がバクバクし、貧血のようにサーッの血の気が引くような感覚に。子どもでもないのに、涙が膨れて困った。立ち上がることができず、その場で、数分、休ませてもらうことに。できれば、二度と出てきてもらいたくない症状だ、ガングリオン。

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2009年7月 3日 (金)

肋間神経痛

出勤途中の夫から電話がかかってきた。「呼吸が苦しい」と。

電話がかかってくるだけでも珍しいことだが、内容が内容だったので、飛び上がらんばかりに驚いた。息をするたびに、心臓に痛みが走るそうだ。突然痛み出したようで、このまま会社へ行くか、医者へ行くか判断に迷って電話をかけてきたらしい。

痛みのある場所が場所だけに、心筋梗塞や心臓発作で倒れても困ると思い、欠勤を勧めたが、会社の最寄り駅に到着したとかで、とりあえず無理をしないことを条件に出勤することに決まった。具合が悪化したら、早退するよう懇願した。

お昼に、夫から電話があり、早退したという。高熱が出ていても会社を休まない夫が早退するのだから、よほどのことだと予測された。

会社近くの大学病院は大げさだから、市内の総合病院に行きたいと言うが、初診の診療受付時刻はとっくに過ぎている。念のため電話で確認したら、「緊急の場合、居場所から一番近い病院へ行かれた方が良い」とのアドバイスをもらうにとどまった。救急車を呼ぶほどではないと言うし、本人の希望もあり、近所の内科へ連れて行った。

年老いたベテラン医師に聴診器を当てられたり、胸を押されたりするたびに、痛がる夫。かなり激痛らしく、苦悶の表情を見ているとこっちまで顔をしかめてしまう。心電図とレントゲンを撮り、採血・採尿を済ませ、診察は終了。レントゲンを見た限りでは、大きな異常は見られない。問診と触診の結果、肋間神経痛との診断がついた。

処方された薬を飲んで、湿布を貼って様子を見ることに。翌朝には、痛みが60%くらいにまで治まったので出勤して行ったが、仕事ができるような状態ではないと言っていた。有休も残っているので、無理せず休むことを勧めたが、いろいろあるようで出勤を選択。悪化、慢性化しなければいいが。

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2009年5月25日 (月)

間違いだらけの薬の処方

左上顎周辺に痛みがあり、現在、神経科で治療を受けている。歯科、耳鼻科と診察を受け、痛みの原因を探ってきたが、どこのクリニックでも原因不明との診断しか出なかった。

3月から信頼できそうな神経科の病院に行き始めた。MRIを撮ったが、原因はやはりハッキリとはわからないと言う。しばらく三叉神経痛の薬を飲み続けることを指示された。

その医師から、先日、電話があった。薬を間違えて処方してしまったという。そんなこともあるんだ。医師から薬局の方へFAXを送信してもらい、本物の処方箋は郵送で送ってもらうことで一件落着。でも、これは相当な珍事件。服薬は人命に関わることもあるだろうから、笑い事じゃ済まされない。

ちなみに、この薬を処方した薬局も大間違い。代金620円のところ、3090円と高額請求。すぐに訂正されたが、この大差はどこから来るものだろう。

慢性疾患で常に服用している薬ならまだしも、そうでない薬の名前やその金額は、患者が間違いに気づくはずがない。医師や薬剤師、会計担当者には、チェック体制強化に努めていただき、安心してクリニックや薬局を利用できるようにしてもらいたい。

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2009年1月30日 (金)

インフルエンザ注意警報

1月から2月にかけて、インフルエンザがもっとも流行する時期だという。ちょうどその流行期を待っていたかのように、インフルエンザが猛威を振るい出した。東京都ではインフルエンザの流行警報が発令された。人が多い場所は、それだけで流行する確率が高いというもの。

今週は二日出勤だった。どちらの小学校も欠席者はそれほど多くはなかったが、市内のでは学年閉鎖に追い込まれている小学校もあると聞く。学校と病院は、この時期、マスクなしの無防備な格好では近づけない。

昨日は昼前にちょっと喉の痛みを感じたのだが、手洗いとうがいを励行しているためか、その後ひどくはならずに済んだ。退勤後、疲労困憊状態だったが、一晩睡眠を取り、その疲労も取れたようだ。

疲れたまま体でいると体力低下からよからぬものを取り込みかねないので、気をつけなければならない。睡眠と栄養をたっぷりとって、この冬を元気に過ごしたい。

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2008年12月15日 (月)

病院でのクリスマスコンサート

昨年から何かとお世話になっている総合病院では、毎年、クリスマスが近づくと、入口付近の広いスペースで、クリスマスコンサートを開催している。他にも、毎月、様々な趣向のコンサートも開いているそうだ。もっぱら、入院患者とその家族のための催し物のようだが、通院患者、病院関係者も鑑賞することができる。

たまたま診察日(12/11)とコンサートの日が重なったことと、たまたま会計が終わった時刻がコンサート開始直前だったこともあり、急遽、コンサートを鑑賞することにした。会計待ちしている時に、ボランティアによる手作りプログラムもいただいた。色画用紙にスタンプが押され、カラフルに色づけされた立派なプログラム一つにも、ボランティアの方々の真心がこもっている。

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第一部は、ピアノとソプラノ歌手によるクリスマスソングのハーモニー。音楽界の巨匠たちの『♪Ave Maria』三曲から始まった。ソプラノ歌手の澄んだ歌声がとても美しく、院内に響いた。

Ave Maria→聖母マリア→母親と連想し、涙がこぼれそうになった。母は、今年も忙しい師走を送っているのだろうか。年老いても、なお忙しく動き回っている母親の体を案じた。そのことに加え、生で聞く歌ならではの、ヒシヒシと感じる感動もあったのだろう。前から三列目、しかもほぼ中央に座っていたので、涙をこらえるのに苦労した。

第二部は、ピアノとサックス奏者によるコラボレーション。『♪涙そうそう』や『♪川の流れのように』などの名曲が、ジャズ風に変身。会場にいた100人弱ほどの観客たちは、みなシーンと静まり返って聞き惚れていた。そばに座っていた5~6歳くらいの男の子が、体をサックス奏者の方へ向け、熱心に聞いているのには感心した。

このサックス奏者は、11年前のクリスマスイブにこの病院に担ぎ込まれて半年間の入院生活を送った経験があるという話もしてくれた。膀胱ガンだそうだ。優秀な医療スタッフのおかげで、11年経った今でも元気でいられることに感謝し、こうして毎年クリスマスコンサートを開いているという。

こういう善意が、観客の中の患者にどれほどの勇気を与えることか。彼にはそういう役割が与えられているゆえに、膀胱ガンを患ったのかもしれない。一度、死を身近に感じた人は強い。目的を持って、地に足をつけて生きている感じがする。彼の素晴らしい活動は、今後も多くの人々に勇気と感動を与え続けていくことだろう。

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2008年12月10日 (水)

インプラントに決定

診療時間が終わった歯科に、夫と一緒に訪れたのは半月ほど前。医師に、今後の治療方針と、その他諸々のこと、そして、現在不安に思っていることを述べるために時間を作ってもらった。

新しく通い始めた歯科。取れてしまった差し歯をつけてもらうだけのつもりが、インプラントの話まで出てしまった。提示された三つの選択肢しかないのなら、インプラントにすることを決めた。

ただ、行き始めたばかりの、まだ医師との信頼関係も築けていない歯科で、最初に治療してもらう歯がインプラント治療だというのはなんとも不安がある。医師の腕もわからないうちに、インプラントを受けていいものだろうかと悩んだ。

人柄は良く、歯科のホームぺージにも、「歯を診るのではなく、人を診る」と記されてあった。この言葉を裏打ちするのように、初診日は念入りな問診があった。過去の歯科治療で、(トラウマになるほどの)嫌な思いをしていたら話してほしいとも言われた。

夫同席での説明は、一時間半にも及んだ。医師は、嫌な顔をせずにいろいろ、今後の治療方針等を説明してくれた。

その四日後、意を決して、抜歯をした。もう後には戻れない。

治療を必要としている歯は差し歯だったが、歯根が残っている歯で、その歯根が半分ほど割れているそうなのだ。もうほとんど持たないらしく、溜まっている膿の影響で、隣のインプラントにまで悪影響が出ないうちに抜歯を勧められたのだった。

元々、麻酔が効きにくい体質で、よく「効きが悪いね」と言われる。今回も、あらかじめ言っておいた(それなりの量打ってもらった)にもかかわらず、やはり追加となった。麻酔注射がかなり痛かった。うっすら涙が。

抜歯自体はそれほど時間はかからなかった。1~2分くらいだっただろうか。ミシミシという感覚があり、血の味もした。インプラントを埋め込むには、骨量が少ないため、増骨剤を入れ、縫合。どれくらい増えるか、心配だ。数ヶ月待ってから、手術することに。

かなりの量、麻酔を打ったようで、4時間くらいは唇の感覚が戻らなかった。たらこ唇になったかのような感じだった。

抜歯後、心配した通り、歯茎が腫れた。麻酔が切れたころから、痛みも出てきた。化膿止めと痛み止めの薬を服用。

抜歯は何年ぶりになるだろうか。今回治療し始めた歯は、もうかなり前(10年以上)から、悪くなっていたようなので、かなり深いところまで組織が破壊されて、膿も溜まっていたという説明を受けた。これが、最後の抜歯であってほしいと切に願う。

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2008年11月27日 (木)

歯科

先月、とてもついていない一日があった。イライラもしていたし、落ち込んでもいた。あの日の記事にも理由は並べたが、もう一つ、落ち込む理由があった。

上の八重歯(差し歯)が取れてしまったのだ。歯茎も少し腫れていて、痛みもある。そのままではダメなのは当然。その日のうちに、歯科の予約を入れた。

今までは5年前まで勤務していた職場近くの歯科に通っていたのだが、このたび予約をした歯科は別の歯科。今までの歯科は結婚して構えた新居からは遠く、電車を乗り継ぎ1時間以上かかる。それでは何かと不便なので、家の近くの歯科に替えることにした。昨年から考えに考えてのこと。今回、この八重歯が取れたことで、歯科の変更を決意した。

以前通っていた歯科医には、「この歯は、今度取れたらインプラントにするしかない」と言われていた。しかし、術後のケアが大変なインプラントにはもうしたくないので、他の歯科医師の判断も聞いてみたかったことも、変更を考えた理由の一つ。

今回選んだ歯科は、地名でも医師の名字でもない、かわいらしい名前の歯科。3~4つある診察室もすべて個室。歯科衛生士も多く、技術も高そう。

初診日にはレントゲンを撮った。痛みや腫れなどの症状があることなどから、今回治療を必要としている歯は、組織にも相当なダメージを受けているとのこと。骨が少なくなっている可能性が高いことを医師に指摘された。

二回目の診察日には、差し歯自体はもう使用ができない説明を受けるはめになった。歯根が半分割れているのだそうだ。治療には三つ選択肢があるという。

  1. インプラント(人工歯根)
  2. ブリッジ(両脇の歯を取り、三本くっついた歯を歯茎に乗せる)
  3. 入れ歯(歯根を抜くため差し歯にできない)

ブリッジも、保険の適用外になるインプラントと同じくらいの治療費がかかるという。それに比べて将来性がなく、また作り直す事態になることも考えられるという。入れ歯はできれば私が避けたいと思っている。消去法でいくと、やはりインプラントが残る。

10年前ならインプラントを施せる医師は少なかったが、今は飛躍的に増加の一途をたどっている。インプラント自体が改良に改良を重ねて、いい製品が続々と登場しているからだ。それに伴って、インプラントを選択する患者数も増加傾向にある。かくいう私も、現在7本のインプラントが口の中に入っている。

4年前に受けた手術のことが、嫌でも脳裏に浮かぶ。また、あの時と同じ苦労をしなければならないのかと思うと…。でも、かなり悪くなってしまっている状態を考えると、インプラントが最良の選択に思える。

悩みが、そして医者通いが尽きない。

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2008年10月31日 (金)

骨密度検査

昨日、病院で骨密度検査を受けた。女性は年齢を重ねるにつれ、骨粗しょう症になりやすいと言われている。自分の骨は実際に目にできるものではないので、状況を知ることは難しい。現在の骨密度を知る上でも、測定してみる価値はあると思う。

骨密度とは、骨の中にミネラル(カルシウムやマグネシウムなど)がどれくらいの量あるかを測定するもの。このミネラルが減ってくると、骨の強度が低下して、骨折しやすくなる。

実は、昨夏も骨密度検査を受けている。今年も受けたことにより、一年でどれだけの差が生じたのかが判断できる。病院からは、撮影画像とグラフ、数値データをもらったので、帰宅後、じっくり現況把握してみた。

測定箇所は背骨と左大腿骨頸部。両方とも、年齢からはじき出される理想値より、かなり高い値を示していた。しかし、左大腿骨頸部の骨密度(BMD)は昨年より7.3%増加していたものの、背骨は6.2%減少の結果だった。

祖母が晩年、骨粗しょう症で、玄関先に腰掛けただけであばら骨を三本折るという怪我をしたことがあった。たったそれだけで折れてしまうものかと、家族みんなが驚いた。

ある程度の年齢に到達すれば骨密度の減少は仕方がないにしても、今から予防や少しでもそれを遅らせることができるのなら、努力していきたいと思う。予防は、まず、現状を知ることから。

ちなみに、骨密度検査は、保険適用内でした。

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2008年2月22日 (金)

あってない使い捨てコンタクトレンズの価格

使い捨てコンタクトレンズを買いに行った。自分で最後に購入したのは、かれこれ3年くらい前になろうか。毎日使うものではないので、そうそう減らない。1箱(30枚入り)で一年くらいはもつ。

眼鏡店は結構多い。その中で、A店を選んだ。商品の価格はわかなかったが、クーポン券をもっていたから、他店よりお得だと思った。1箱3080円。う~ん、実家のそばの眼鏡店の方がお得だ。

他の店も覗くことにした。次のB店では1箱3350円。A店より高くなった。ただ、この店では4箱購入すると1000円引きになるのだそうだ。瞬時に計算。それでも、まだA店の方がお得だ。

次のC店。3500円。だんだん高くなってきた。でも接客態度は、今までの中でピカ一。

結局、コンタクトレンズは買わないで帰宅。テレビCMをよく見かけるD店へ電話して、価格を尋ねたら、3480円だった。今までも購入していた実家そばのE店へも電話。ここは2700円。ダントツの安価。

使い捨てコンタクトレンズ、価格はあってないようなものなものだろうか。価格設定基準は何だろう。

韓国の方が安く手に入るということで、ちょうど行く機会のあった韓国で買ったこともあった。カーブが日本で販売されているものより若干大きいのだが、大きい方が装着しやすいので、かえって良かったのを覚えている。今から7~8年前になろうか。日本円にして、1箱2700円くらいだった。韓国の物価からするとかなり高額なので、日本人価格なのだろう。

結局、来週、実家のそばのE店で購入することに決めた。6箱購入予定なので、交通費をかけて行っても、お得だと判断したため。実家にも寄って来られるので一石二鳥だ。

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2008年2月 2日 (土)

眼科で視力検査

私は普段、ナイロールタイプのメガネをかけている。旅行やスポーツをする時などは、一日使い捨てのコンタクトレンズを使用する。露天風呂に入る時は、特に重宝している。

左目が少し見えにくくなってきていると感じていたことと、コンタクトレンズの残りが少なくなってきたこともあり、近日中の眼科の診察を考えていた。コンタクトレンズは、3ヶ月以内の処方箋がないと販売してもらえない。すでに処方箋は期限が切れているため、診察を受けないと買えない状況になっていたので、腕がよく、遠くから患者が来ると評判の眼科へ行った。この眼科は実家の近くにあり、実家に住んでいた時もコンタクトレンズ欲しさのために通院していた眼科である。

視力検査の結果、メガネは今まで通りのもので可ということであった。コンタクトレンズは右目だけ一つ度が進み、3.25に。左目は2.50のまま。左目の方が見えにくいと感じていたのに、検査結果は右目の方が見えにくくなっているという。自分の感覚にちょっと自信をなくしてしまう結果だった。

処方箋の有効期限は3ヶ月以内なので、新たなコンタクトレンズを使用してみて、見え方が気になるようであれば、また視力検査を受けようと思う。使い捨ての便利な点である。それより、あまり目が悪くなっていなかった結果を“よし”としよう。

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