沖縄

2010年6月23日 (水)

沖縄戦没者慰霊式典

今日、沖縄県糸満市で、沖縄戦没者追悼式典が開催された。首相も沖縄入りして、弔辞を述べているところを、テレビ中継で見た。

沖縄では、組織的な戦闘戦が終わった6月23日を慰霊の日としており、官庁や学校などは休日として、県民全員で、戦没者に祈りを捧げる日となっている。沖縄独自の休日である。戦没者への弔慰の念・祖先を敬う姿勢は、他都道府県より強いものがあると感じる。

普天間基地の移設問題で、今年は、沖縄が大注目された。軍機の騒音問題だけではなく、米軍関係者による事故や事件などの危機に、いつも脅かされているのが現状である沖縄。平穏な生活は、誰もが保証されていなければならないにもかかわらず、沖縄ではそれが守られていない。国内に、こういった県があることを、国民全員が知っておくべきだと思う。

「未だ収集されない遺骨が多くあり、不発弾も多く残っている。そして文化遺産等、多くのものを失った。…中略…沖縄は、国際社会へ恒久平和の発信拠点になっている」沖縄県知事の誓いが、涙を誘う。

過重な基地負担が軽減されるよう、悲惨な戦争が繰り返されないことを、私も願って止まない。

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2009年12月18日 (金)

三線リサイタル

この間の日曜日、夫が三線のリサイタルを開いてくれた。私があるテレビ番組を見て、「沖縄の音楽に熱いものが込み上げてきちゃった」とメールしたら、「土日に聞かせましょうかね」と返信があり…。

近所の沖縄居酒屋で、昼間三線教室が開かれていて、今夏、何度か足を運んで練習していた夫。3曲弾けるようになったとかで、その3曲を披露してくれた。

誰かが見ていると練習できないからと私が見ている前で練習することがなかったので、どのくらい弾けるのか程度がまったくわかならかったのだが、何度かつっかえる場面はあったものの、何の曲を弾いているかわかるほど、夫の三線の腕は上達していた。「最近は触ってもいなかったので、弾けなくなっちゃった…」なんて言っていたが、十分に沖縄の風を感じることができた。

私のために、私のためだけに開いてくれた三線リサイタル。1曲目から全身がゾクゾクするような感動を覚え、誰かが見ていると弾けなくなる夫の性格を知っているせいもあり、涙があふれて止まらなかった。

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「弾いてみる?」と、夫が優しい眼差しを寄越した。「いいの?」

私には弾ける弦楽器はお琴だけ。中学のころ、ギターを授業で習ったが、弾けるところまではいかなかった。それから、他の弦楽器を弾く機会は、ハープ(高校の部活の他パート)をちょっと弾く以外になかった。あんなに沖縄へ行っていたのに、本物の三線を手に取ることもなかったのだ。

夫が持っている三線は本物の三線ではなく、沖縄の土産物屋で販売されている観光客用の代物。それでも、演奏できるだけの機能は備えており、チューナーもある。

調音した後、夫が三線教室で最初に習った『♪チューリップ』を恐る恐る弾いてみる。つめの代わりにピックを使用。弦をはじく感覚がよくわからず、強弱がめちゃくちゃ。左手の弦を押さえる指もめちゃくちゃ。

それにしても、三線の楽譜『工工四(クンクンシーと発音)』は慣れるまで読みづらい。三線の楽譜はドレミファソラシドではない。合乙老四上中尺工五六七となる。ドレミ…で覚えるのではなく、合乙老…で楽譜通りに覚えるのが良いと夫からアドバイス。

どれくらい練習したのか、『♪チューリップ』の他に、テンポは超がつくくらいゆっくりだが、沖縄民謡『♪安里屋ユンタ』と『♪十九の春』がなんとか弾けるまでになった。夫も「弾けるじゃん」と言って、飲み込みの良さを褒めてくれた。

久々に楽器を奏でてみたが、こんなにも楽しく、心が豊かになるような味わいは忘れていた。好きな音色だけに、リラックス効果も。こんなゆったりした音色を日夜耳にしている沖縄の人たちが、いい意味での“ていげー主義”になり、なんくるないさ(なんとかなるさ)と悩みフリーでいる訳がわかる気がした。

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2009年7月 5日 (日)

ちゃんぽん

夫が三線を習いに通い始めた。夏日になる日が増えて来た。カレンダーに海の写真が登場した。心が沖縄を欲し始めた。

ゴーヤーチャンプルーを作る機会は年々増える。先日も作り、その際、残ったポークランチョンミート(味付け豚肉の缶詰)で、沖縄でよく食べられているポーク卵を夫のお弁当用に作った。それでも、まだあるので、ちゃんぽんも作ってみた。

ちゃんぽんと言うと麺類を思い浮かべる人が多いと思うが、私が作ったのはご飯もの。沖縄でいう“ちゃんぽん”は、ご飯ものなのだ。

野菜とポークランチョンミートを炒め、味付けしたものを溶き卵でとじ、ご飯の上によそった料理。野菜ポーク丼とでも言った方がイメージしやすいだろうか。沖縄ではポピュラーだが、内地では見たことのないメニューだ。

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2回くらいしか食べたことはないが、ネット上にあったレシピとイメージで作ってみた。夫は初めて食べると言うので、「上手にできたよ。前に沖縄で食べたのもこんな感じだった」と宣伝してみた。満足のいく味付けができたので、沖縄風にはなったと思う。

神経痛の痛みで沈みがちな夫が、少しでも笑顔になってくれたら嬉しい。料理を褒めてくれるのも嬉しい。家庭円満なのが、何より嬉しい。

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2009年7月 1日 (水)

三線教室

今年の結婚記念日を祝った沖縄料理店では、隔週土曜日に三線(さんしん)教室が催されていることは知っていた。あの日の帰り際、夫が「習いたいなぁ」とつぶやいていたので、二人して心の片隅に留めておいたのだ。先週土曜日、ようやくその体験教室に行く機会が巡って来た。

講師のご両親が沖縄出身者で、奥様は久米島出身者だとか。そんな方と知り合いになれるだけでも、習いに行く価値があるというもの。

その日の参加者は男女二人と夫だけ。毎週顔ぶれが異なるそうで、受講料は5回で10000円。月謝にしないのは、無理なく、好きな土曜日に通ってもらいたいためだとか。嬉しいではないか。

初めての場所、特に初めて会う人と話すことが苦手な夫。雰囲気次第で通わないこともあり得ると心配していたのだが、即決してきたという。お稽古事は心を豊かにしてくれるから、大賛成だ。

翌日、早速、安物ではあるが、自前の三線を爪弾いていた夫。もらってきた楽譜とにらめっこしながら、指を動かしていた。ギターが弾けるので、弦楽器はすぐに慣れるだろうと思いきや、本人曰く、三線は難しいらしい。楽譜が音符ではなく、工工四(クンクンシー)で表記されているから、譜面を読み取ることから始めなければならない。ドレミファ…ではなく、合・乙・老・四・上・中・尺・工・五・六・七となる。

それでも、数時間後には、『♪安里屋ユンタ』『♪十九の春』などの有名な島唄を披露してくれた。リクエストした『♪涙そうそう』『♪島唄』もたどたどしく、ゆっくりしたテンポで冒頭部分だけ奏でてくれた。梅雨明けした沖縄の潮風が、一瞬、我が家にも吹き抜けた。

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2009年4月 9日 (木)

出会い5周年記念 ~今宵も沖縄料理さぁ~

4月8日。私たち夫婦にとって大切な日。それは、私たち二人の人生が始まった日だから。

5年前の4月8日。私たちは南の島で出会った。そして、3年前の4月8日。ハーバーライトがきらめく港町で挙式した。

沖縄で知り合ったことから、出会い記念日のこの日には、毎年必ず沖縄料理を食べることにしている。なので、昨夜は沖縄料理屋の暖簾をくぐった。

初めての料理屋なので期待薄だったのだが、平日なのに、カウンター席しか空いていない混雑ぶりに期待が膨らむ。カウンターやその脇にズラリと並ぶ泡盛(沖縄の焼酎)に見とれ、気分も高揚してくる。

メニュー表には、本当に沖縄にいるかのようなレパートリーが踊る。店内の雰囲気も手伝ってか、あれもこれも注文。しPhotoめに取っておいたタコライス(タコスの具をご飯に乗せたもの)はお腹に入りそうもなく断念。それくらい豊富な沖縄料理に、テンションも幸せ度も100%を超える勢い。

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初めて夫と一緒に撮った写真を眺め、思い出話に花が咲く。あの時の出会いが、二人の一生を左右することになるなんて、当時は知る由もなかった。人生とは不思議なものだ。

カウンター上に置いてあったアンケートに誕生日を記入する箇所があったのだが、迷わず「今日は二人の誕生日です」と記入し提出。店長の「今日が誕生日なんですか?」との問いに、「ちょうど5年前の今日、出会ったんです。だから、今日は二人の人生が生まれた日です」とニコッ。「そういうこと!」と納得する店長の笑顔に送り出され、店を後に。

出会いから5年という節目の日に…乾杯!

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2009年3月 5日 (木)

黒米

紫水晶のような輝き。うっすらとした紫色のご飯。これは一体何かというと…。

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沖縄県伊是名島で購入した(収穫している)古代米である黒米だ。大事に食べ続けてきた。袋のジッパーの口を締め、冷蔵庫で保存していたので傷みはなさそうだが、もうそろそろ食べ切らないといけない。なくなってしまうのが惜しくて、つい食べ方が遠慮がちになってしまう。

うるい米に混ぜ、普通に洗米して炊く。炊き上がると、お赤飯のような食感と色合いに。黒米から染み出てきた成分(アントシアンやポリフェノール)が、ご飯全体に広がる。炊飯器を開けるのが楽しみなのだ。忘れているとビックリすることもある。冷めてもおいしいのでお弁当にしてもよい。モチモチ感も変わらないようだ。

玄米や五穀米など、精製しない穀類の摂取がもてはやされている昨今。これらの穀類が人気なのは、日本人に必要な栄養素をたくさん含んでいるからだとか。精白米に混ぜて炊くだけという手軽さも、うけている理由の一つだろう。

体のことを考えていろいろ試してみるのもいいだろう。しかし、おいしいご飯を食べたいという気持ちを一番大切にしなければいけない思うから、栄養素のことばかりに気を取られるのではなく、好みに合った穀類を選ぶと良いと思う。それが長く続けられるコツでもある。飽食の時代だからこそ、日本人として、おいしいご飯が食べられる幸せを十分にかみ締めたいものだ。

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2008年7月21日 (月)

沖縄本島&伊是名島の写真

6月27日~7月2日、沖縄一人旅。そこで出会った風景や人々。たくさんの日本の宝物。

サイドバーに沖縄&伊是名島の写真集をアップしました。今回はあまりの暑さのせいか、ぼけている写真、湿気でハッキリしていない写真が多く、いい写真が少ないですbearing  でも、梅雨明けが発表されたこともあり、夏の風をお届けします。

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2008年7月17日 (木)

沖縄一人旅 ~和みの五枚~

今回の旅行で、気に入った写真ランキング第一位~第五位発表。素人が撮った写真なので、技術的なことは無視で。暑中見舞状にしたいと思ったのは、第一位のアラマンダの写真。南国らしさが好き。すべて、伊是名島で撮影。

第一位 伊是名島のアラマンダ
伊是名島散策中に出会った元気の出る黄色い花。アラマンダ。

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第二位 伊是名ビーチの夕焼け
灼熱の太陽が優しい光に変わる夕暮れ時。

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第三位 虹の端
180度の大きな弧を描いた虹は珍しい二重の虹。

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第四位 夕焼け空
ふわふわ浮かぶ雲の合間に覗く空に吸い込まれそう。 Photo_5

 

 

 

 

  

 

 

  
第五位 伊是名ビーチから望む屋那覇島
ベンチに腰かけ、読書タイムに興じたい。

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2008年7月16日 (水)

沖縄一人旅六日目 ~チムどんどん那覇~

国際通りへ

カーテンをゆっくり開けた。新都心の真新しい街が窓いっぱいに広がっていた。一日前の光景とは雲泥の差。

朝なのに日差しが昼のように強烈。旅行最終日でなければ、Dfs外に出るのをためらうのだが、そうも言っていられない。早々に荷物をまめて、チェックアウト。今日は時間が許す限り、国際通り周辺を散策する予定。

国内で唯一沖縄にだけある路面型DFSギャラリアの前を素通り。海外ならDFSにも寄るところだが、今回は免税品より国際通り。天秤にかけるまでもない。湿度の高さが画像からもわかる。

不要な荷物を駅のコインロッカーに預け、身軽になれば、足取りも軽い。日傘を狙って容赦なく太陽光が攻撃して来るが、那覇に、国際通りにいるという感激が私を支配する。

Jef朝食はお気に入りのjefという名前のファーストフード店で。婚姻届を提出した日(結婚した日)に夫とjefで“ぬーやるバーガー”を食べたことを思い出した。3年前の8月、台風の居座る沖縄へドキドキしながらやって来て、最初に食べたのが、このぬーやるバーガーだった。

jef(http://www.yonabaru.jp/kigyo/jef.htm)は沖縄に5店舗あるファーストフード店で、沖縄独特のメニューを展開している人気店。おじぃやおばぁの姿があることでも有名。

Photoゴーヤーの卵とじを挟んだゴーヤーバーガーの他に、ポークランチョンミートを加えたぬーやるバーガー、タコミートサンド、ゴーヤーリング(ゴーヤーのフライ)、紅いもパイなど、沖縄らしいメニューはどれもおいしい。

国際通りを端から見ていたのでは、飛行機に乗り遅れてしまうので、市場通りを中心に土産物店を覗きながら夫と自分の土産品を探す。アーケードになっているこの通りは、いつ来ても活気がある。見て歩くだけで十分に楽しいのだが、買わずにはいられない。

サトウキビを目の前で搾り、搾りたてのサトウキビジュースが飲めるスーパー、サトウキビ染めの小物などを販売する雑貨屋、サンゴや貝殻のアクセサリーを中心に扱っている宝石店、島酒である泡盛の専門店、文字入りTシャツやかりゆしウェアを所狭しと掲げている衣料品店、観光客相手の箱入り・ケース入りの土産物を店先に積んでいる土産品店、見た目にも驚かされる珍しいフルーツの数々から甘い香りを漂わせている路地販売、沖縄の伝統的なお菓子を手作りしている菓子屋。

何度来ても飽きない懐かしさが、雑踏の中から立ち上る。販売員の年齢が高いのも、沖縄ならでは。イスに腰かけ、何十年も同じ風景を見続けてきた風格がにじみ出ている人もいる。自分のスタイルで店を守っている店主がほほえましい。

市場通りと言うだけあって、一角に牧志公設市場がある。地元の人のみならず、観光客の姿も多い。一階の店で購入した食材を二階の食堂に持ち込めば、安価な手数料で料理を作ってくれるというサービスもある。なかなか愉快な市場なのだ。

田芋(ターンム)の天ぷらと求めているものがハッキリしていた私は、市場周辺を探し回った。紅いもの天ぷらはあるのだが、田芋の天ぷらはない。生の田芋は機内に持ち込めない。でも、夫に一口食べさせてあげたい。必死に探した結果、天ぷらではなかったが、田芋の大学芋をget。にんまりsmile

夫に島らっきょうと泡盛。その他、いろいろ。次第に抑えが利かなくなってきた。荷物も増えたので、手荷物をまとめるハイビスカス柄の大きなバッグも購入。満足満足。

 

空の旅

那覇空港へはゆいレールを利用。那覇空港の一つ手前の赤嶺駅は、日本最南端の駅。そして、那覇空港駅は日本最西端の駅。隣同士。果たして、最北端と最東端の駅はどこだろうか。

いつもなのだが、赤嶺駅から那覇空港駅へ向かう時に、空港の奥に見える海の色にうっとりとなる。神秘的な青が細く揺らめいているのだ。帰りたくない気分にさせられてしまう。

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搭乗手続きを済ませ、グアナバナというフルーツのトロピカルスムージーを飲みながらホッと一息つく。最終日はいつものごとく、生ものの購入にバタバタと忙しくなるが、搭乗前の一瞬、旅行を振り返る時間が持てる。旅行中の出来事が、走馬灯のように駆け巡る。

Photo_4復路も窓側の座席。本島が次第に小さくなっていく。サンゴ礁の海は、乗客を窓に張り付かせる。あちこちから、美しい海を称える賛辞が上がる。

伊是名島を上空から発見。往路も復路も見下ろすことができた。伊是名島で出会った人々の顔が浮かぶ。島には今日も強烈な日差しが照りつけていて、歩いている人などいないのだろう。島ルールは大切だ。

Photo_7奄美の島々の上を通過し、富士山が見えてきた。歌にあるように、頭だけを雲の上に出しているからすぐにわかる。雪は一切ないように見える。富士山も暑いのだろう。

羽田周辺はまずまずの天候のようで、海ほたるのちょうど真ん中を飛び、飛行機は着陸態勢に入った。いくつもの島々を眺めながらの空の旅は快適で、アッという間に帰って来たという感じ。

到着後、空港の展望デッキでしばらく、飛行機の離着陸の光景をぼんやり眺めた。那覇空港の奥に広がっていた海と、今目の前に広がっている羽田空港の奥に見える海はつながっている。地球の裏側ほどの違いがあるように見える。気のせいではなく、空の色も違う。見慣れたグレーの海と空に、一言漏れた。「帰ってきたんだ…」

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結婚後、これほどまでに長い期間、夫と離れていたのは初めて。結局、毎日電話で会話をした。携帯電話の請求が怖い。これまでも一人旅をしてきたとは言え、やはり心配だったのだろう。夫には、不憫な思いをさせて悪かったと思う。

今回の旅の目的は、私が元気を取り戻すこと。出かけしな、「元気にならなきゃいけないと思わなくていい。それがプレッシャーになるとよくない」と言って送り出してくれた夫。プレッシャーを感じることもなく、思いっきり主婦業を休み、羽を伸ばし、笑顔も幾分戻って来た感じはする。しばらくは旅行の余韻に浸り、ゆっくりと普段の生活に戻ればいい。

夫とは、羽田空港近くのcity air tarminalで待ち合わせ。那覇空港で受信した「迎えに行きたいんだ」というメールが嬉しかった。

6日ぶりに顔を合わせた夫は、意外に元気そうだった。夫より元気なのは、もちろん私。夫の私に寄越す羨望の眼差しに、心の中で謝罪。この後、夫は、長時間土産話を聞くことになるのだった。

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2008年7月14日 (月)

沖縄一人旅五日目 ~伊是名島から本島へ~

環境を守る税金

伊是名島には全国でも珍しいものがある。それは…。

“環境協力税”というもの。伊是名島に入島する人は必ず納めなければならないPhoto税金なのだが、伊是名島へ向かう船が出航する運天港で、チケットを購入する際に、一緒に徴収される仕組みになっている。一人一回100円。島人でさえも、一旦島の外に出てしまったら、帰って来る時に、支払わなければならない。

この聞き慣れない環境協力税、今まで、支払いを拒むなどといった揉め事は一切起きていないという。宿の方に、この税金をどう思っているか率直な意見を聞いてみた。

「100円という金額だし、それが島の環境保護のために使われるというのだから、支払うのが嫌だとは思わないわねぇ。島に来た観光客が置いていったゴミの処分などで使われるわけだから、徴収も仕方がないと思うわ」

島のゴミは焼却が中心で、処理できない分は、本島に運ぶという。確かに費用はかかりそうだ。宿の方の話だと、隣の伊平屋島でも環境協力税の導入が決まっているという。もうすぐ実行に移されるそうだ。離島ならではの試み。いつの日か、日本全国に広まっていくのかもしれない。

 

再び本島へ

朝、雷注意報も発令されるほど、ひどい雷だった。船の出航が心配されたが、定刻通りに船は離岸した。静かな離島での休息はひとまず終わった。今日は、船、タクシー、バスを乗り継ぎ、那覇へと向かう。ホテルへはモノレールを利用する予定だし、明日は飛行機にも搭乗する。長距離移動の乗り物フルコース。

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二日目の夕食時に知り合った名護在住の方と名護のバスターミナルで再会し、依頼しておいた海ぶどうを受け取った。お土産にパッションフルーツをいただいてしまった。食べごろはまだらしいので、帰宅後の楽しみに。住所やメールアドレスの交換もしたので、これからも長い付き合いができたら嬉しい。訪沖した際はぜひ再会したい。

那覇行きのバスは、左手に青の見事なグラデーションの東シナ海を乗客に披露しながら、南下する。見覚えのある風景が車窓を流れる。海に沿っPhoto_3て走るこの路線が好きだ。多少時間はかかっても、高速バスよりこの路線の方が沖縄らしい風景に出会える。路線バスなのに、まるで観光バスのよう。

 

31万人都市那覇

那覇の中心に位置する国際通り。奇跡の一マイルとも呼ばれていて、道の両側には土産物品店、カフェ、レストラン、ホテルなどが建ち並ぶ。散策には丸一日かかる(最初のころは数日を要した)ほど、歩いていて楽しい。有名な牧志公設市場へも、この国際通りから行く。

お中元の発送を済ませ、ホテルへチェックインするため、沖縄で唯一の電車(本当はモノレール)に乗車。2両編成のかわいらしいゆいレール。那覇空港から首里までを27分で結ぶ。ずっと高い位置を走行するので、眺めがいい。

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遅い昼食を、ホテル近くのおもろまちにあるメインプレイスの中のレストランに決める。このお店はよく利用していて、大のお気に入り。4年ぶりとなるも、以前と変わらず営業していたことにホッとする。入れ替わりの激しい都市部だと、いつの間にかひいきにしているお店がなくなっているなんてことがざらにあるものだ。旅先でお気に入りのレストランに入れるのは、沖縄だけ。

八重山でもそうだったが、那覇でも沖縄県産本を求めに書店に立ち寄った。この書店は、以前15冊もの本を一気に買ってしまい途方にくれた経験があるほど、県産本の品揃えが豊富なのだ。他県では入手困難な地元出版社の沖縄県に関する書籍が積まれている一角がある。今回はすでに荷物が持ちきれないほど増えているので、セーブしなければならない。

心を鬼にした結果、レジまで持って行った書籍は3冊のみ。沖縄に通い出して数年経つこともあり、所有している本や知っていることばかりが載っている本もあったので、今回は何とか購入は少なくて済んだ。ここが図書館なら、10冊はゆうに超える書籍を抱えていたことだろう。

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やんばるから那覇へ戻り、暑さが増したような気がする。やはり自然が多い北部より、住民が多い那覇の方が、気温は数度高いに違いない。やたらと汗をかくし、喉も渇く。真夏の沖縄の洗礼をここでも受けてしまった。

暑さと移動の疲労から、足がパンパン。夫はパーッと飲みに行ったらどうかと言ってくれたが、疲労感を相当感じていたので、Photo_2夕食はスーパーで購入し、簡単に済ませることに。昼食が遅かったので、お腹もあまり空いてない。サンドイッチ型をした手巻き寿司のようなものがあったので、珍しさからそれに決めた。沖縄でよく飲まれている香りの良いさんぴん茶をお供に。このさんぴん茶、喉の渇きを癒す効果があるという。暑い地域で飲まれる理由はこれだったのだ。

せっかく那覇に来たが、明日はもうさようなら。もっと滞在したい気分になっていたのは言うまでもない。

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