音楽

2010年4月23日 (金)

世界の旅フォトコンテスト

この冬から、雑誌『公募ガイド』に掲載されている川柳やエッセイ、詩などを作っては応募しているのは、ブログでも記事にした。私でも簡単に作れることが、数ある公募の中から応募する作品を選び出すポイントとなっている。5月号も買って来たので、今も暇があれば、パラパラめくっている。

3月に応募した、OCNブリエ募集の「世界の旅フォトコンテスト」の結果発表が21日に行われた。応募した作品は、昨年訪れたオーストラリアで撮影した写真数点。最優秀作品はハワイ旅行と豪華。優秀作品は旅行券一万円分。賞金より、入賞という事実が、頑張ったご褒美。

結果発表に気づいたのは、今朝になってから。早速ドキドキしながら、OCNブリエのホームページから結果を見てみた。

あちゃ!入選ならず。

入選を果たしている写真の数々は、さすがに「はぁ~、すご~い」と感嘆のつぶやきが漏れるほどに素晴らしい作品ばかり。私の作品が入選するはずもないと、納得した。

と、画面をスクロールしていくと、下方に小さいサイズで写真がいくつも並んでいるコーナーに行き着いた。そこに、見覚えのある写真が!はっ、応募したケアンズで乗った気球の写真が載っているではないか!キャ~!嬉しい。

入賞はしなかったが、ちょっと嬉しい出来事なので、ブログで自慢してしまった(^^)ヾ 許して~。

※よろしければ、リンクを貼りましたので、OCNブリエのホームページをご覧ください。素晴らしい海外の写真がたくさん掲載されています。行きたくなってしまうものばかりで、癒やされます。

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2010年3月15日 (月)

You Tube② ~僕を支えた母の言葉~

皆様は、母親からどんな励ましの言葉をかけてもらいましたか?どんな言葉を覚えていますか?

 

私は「大丈夫。あなたなら、できるわよ」だったが、今、同じ言葉を夫にかけていることに気づいた。夫は「いつでも帰っておいで」だったそう。飲み会や会食などがある時、私に「つまらなかったら、途中でも帰っておいで」と、よくかけてくれる言葉だ。

自分がかけられた言葉は心の奥に積まれ、大人になった時に、無意識に口から出るものなのかもしれない。多少なりとも励みになったからこそ、誰かにも伝えたいと思うのか。それとも、あまりに言われ続けられたゆえの記憶なのか。

温かい言葉でも負の言葉でも、何が相手の心に残るかわからないから、言葉の持つ魅力、使い方、言い方を考えて発言できる人間になりたいと思った。

 

http://www.youtube.com/watch?v=G_BonPLOkdk

仲間同士で利用している掲示板で紹介したら、You Tube①の『最後だとわかってたなら』同様、大反響がありましたので、ここでもご紹介いたします。クリックしてみてください。

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2010年3月10日 (水)

卒業ソング

卒業シーズン真っ只中。高校や中学校ではそろそろ終わり、大学や小学校では来週あたりに行われるところが多いのだろうか。

今でも、学生時代を振り返ると、甘酸っぱい思い出がよみがえってくる。そんな学生時代を彩ってくれるのが、卒業ソング。耳にすると、あの時代へ誘ってくれるタイムマシーンでもある。

私にとって、卒業ソングとして一番に思い浮かぶのは、海援隊の『♪贈る言葉』。小学生のころにはやっていた学園ドラマの主題歌で、ヒットしていた記憶がある。小学校では『♪制服』、『♪春なのに』、『♪想い出がいっぱい』などが、はやっただろうか。

中学校卒業時には、斉藤由貴さんの『♪卒業』、菊池桃子さんの『♪卒業』、尾崎豊さんのこれまた『♪卒業』と同名の曲のオンパレードだった。高校と大学卒業時には、はやっていた曲が思い出せない。

Photo社会人となってからは、SPEEDの『♪my graduation』、森山直太朗さんの『♪さくら(独唱)』、レミオロメンの『♪3月9日』、いきものがかりの『♪YELL』、コブクロの『♪桜』、アンジェラ・アキさんの『♪手紙~拝啓十五の君へ~』がお気に入り。合唱曲の『Believe』にもグッと来る。

この時季になると、聴きたくなる卒業ソング。少々、感傷的になってしまう。

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2010年2月 7日 (日)

You Tube① ~最後だとわかっていたなら~

最近、パソコンをしている時に、音楽を聞くことが増えた。その音源は、インターネット上のYou Tube。先日、ヒーリングミュージックを探している時に、考えさせられるメッセージに出会った。最初の一文で、心をつかまれた。

何度も読み返したくなる言葉の数々、優しい映像とともに心に沁み込んで来る。そういう良質の言葉や映像には、なかなか出会えない。自身とも重ね合わせ、大切にいろいろ感じ取りながら、何度か視聴した。

2007年の登録のようなので、もうご覧になられた方もいらっしゃるかもしれませんが、ご紹介いたします。

http://www.youtube.com/watch?v=CX5iZx7FIok

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2009年12月18日 (金)

三線リサイタル

この間の日曜日、夫が三線のリサイタルを開いてくれた。私があるテレビ番組を見て、「沖縄の音楽に熱いものが込み上げてきちゃった」とメールしたら、「土日に聞かせましょうかね」と返信があり…。

近所の沖縄居酒屋で、昼間三線教室が開かれていて、今夏、何度か足を運んで練習していた夫。3曲弾けるようになったとかで、その3曲を披露してくれた。

誰かが見ていると練習できないからと私が見ている前で練習することがなかったので、どのくらい弾けるのか程度がまったくわかならかったのだが、何度かつっかえる場面はあったものの、何の曲を弾いているかわかるほど、夫の三線の腕は上達していた。「最近は触ってもいなかったので、弾けなくなっちゃった…」なんて言っていたが、十分に沖縄の風を感じることができた。

私のために、私のためだけに開いてくれた三線リサイタル。1曲目から全身がゾクゾクするような感動を覚え、誰かが見ていると弾けなくなる夫の性格を知っているせいもあり、涙があふれて止まらなかった。

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「弾いてみる?」と、夫が優しい眼差しを寄越した。「いいの?」

私には弾ける弦楽器はお琴だけ。中学のころ、ギターを授業で習ったが、弾けるところまではいかなかった。それから、他の弦楽器を弾く機会は、ハープ(高校の部活の他パート)をちょっと弾く以外になかった。あんなに沖縄へ行っていたのに、本物の三線を手に取ることもなかったのだ。

夫が持っている三線は本物の三線ではなく、沖縄の土産物屋で販売されている観光客用の代物。それでも、演奏できるだけの機能は備えており、チューナーもある。

調音した後、夫が三線教室で最初に習った『♪チューリップ』を恐る恐る弾いてみる。つめの代わりにピックを使用。弦をはじく感覚がよくわからず、強弱がめちゃくちゃ。左手の弦を押さえる指もめちゃくちゃ。

それにしても、三線の楽譜『工工四(クンクンシーと発音)』は慣れるまで読みづらい。三線の楽譜はドレミファソラシドではない。合乙老四上中尺工五六七となる。ドレミ…で覚えるのではなく、合乙老…で楽譜通りに覚えるのが良いと夫からアドバイス。

どれくらい練習したのか、『♪チューリップ』の他に、テンポは超がつくくらいゆっくりだが、沖縄民謡『♪安里屋ユンタ』と『♪十九の春』がなんとか弾けるまでになった。夫も「弾けるじゃん」と言って、飲み込みの良さを褒めてくれた。

久々に楽器を奏でてみたが、こんなにも楽しく、心が豊かになるような味わいは忘れていた。好きな音色だけに、リラックス効果も。こんなゆったりした音色を日夜耳にしている沖縄の人たちが、いい意味での“ていげー主義”になり、なんくるないさ(なんとかなるさ)と悩みフリーでいる訳がわかる気がした。

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2009年9月10日 (木)

尾崎豊の幻

Photo_3渋谷駅東口からすぐのところに、渋谷クロスタワーがある。白と茶の二色に塗り分けられたビルなのだが、その3階テラスに、尾崎豊氏の碑があることを知ったのは、モニターのアルバイトに行った日だった。碑の周辺には、尾崎氏に対するファンからのメッセージが書き綴られている。

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私は尾崎豊世代だろうか?よくわからない。彼は私より若干年長だ。もちろん、今では、とうに彼の年齢を超えてしまったが、私より先に生を受けたことは間違いない。

中学卒業時、クラスメイトや友人たちが、『♪卒業』を歌っていたような気がする。私は当時、彼の歌を一曲も知らなかったので、どうして中学の卒業間際にみんなが歌っているのか皆目見当がつかなかった。後で、歌詞を見るか曲を聴くかして、なるほどと思ったものだ。確かに中学の卒業は「支配から卒業」だ。

今も尾崎豊氏の曲を収めたCDは一枚も所有していない。それでも、どこからか流れて来る彼の歌声に、覚えてしまった曲がいくつかある。

渋谷のこの碑がある場所は、生前の尾崎氏の姿が頻繁に目撃されていた場所らしい。彼の通っていた高校が近くにあるというから、お気に入りの場所だったに違いない。古いビルは新しいビルに生まれ変わり、おそらく彼が眺めていた当時の渋谷の風景とは異なってしまっただろう。それでも、今も、ここから渋谷の街を見つめているような気がしてならない。

新しい落書きは、日々追加されているようだ。彼の命日には、ファンが花を手向けに訪れるのだろう。大都会渋谷で見つけた小さな聖地。

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2009年2月 4日 (水)

新しいミュージックプレイヤー

通勤時に夫が使用していたポータブルCDプレイヤーのイヤホンが壊れてしまった。先週、代わりになるものを検討していた。今時、ポータブルCDプレイヤーでもないと本人も思ったのか、小型のUSBメモリタイプのミュージックプレイヤー(mp3)に決めた。20gと軽量で、黒いボディがシャープな印象で格好いい。

夫はパソコンを使わないので、音楽ファイルのコピーはすべて私の作業となる。私もこの作業は初めて。余裕だと思っていたのだが、取扱い説明書には書き込みの方法が一切掲載されていなかったので、自分の知識と勘が頼り。

インターネット上にあったサイトを参考にしながら、Media Playerもバージョンアップさせ、半日かけて、夫の希望の曲をミュージックプレイヤーへコピーすることができた。200曲くらいか。まだ空きがたっぷりある。

欲しいものはすぐに買わないで、我慢する傾向にある夫。遠慮しないで、新しいCDを買ってほしい。

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2008年12月15日 (月)

病院でのクリスマスコンサート

昨年から何かとお世話になっている総合病院では、毎年、クリスマスが近づくと、入口付近の広いスペースで、クリスマスコンサートを開催している。他にも、毎月、様々な趣向のコンサートも開いているそうだ。もっぱら、入院患者とその家族のための催し物のようだが、通院患者、病院関係者も鑑賞することができる。

たまたま診察日(12/11)とコンサートの日が重なったことと、たまたま会計が終わった時刻がコンサート開始直前だったこともあり、急遽、コンサートを鑑賞することにした。会計待ちしている時に、ボランティアによる手作りプログラムもいただいた。色画用紙にスタンプが押され、カラフルに色づけされた立派なプログラム一つにも、ボランティアの方々の真心がこもっている。

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第一部は、ピアノとソプラノ歌手によるクリスマスソングのハーモニー。音楽界の巨匠たちの『♪Ave Maria』三曲から始まった。ソプラノ歌手の澄んだ歌声がとても美しく、院内に響いた。

Ave Maria→聖母マリア→母親と連想し、涙がこぼれそうになった。母は、今年も忙しい師走を送っているのだろうか。年老いても、なお忙しく動き回っている母親の体を案じた。そのことに加え、生で聞く歌ならではの、ヒシヒシと感じる感動もあったのだろう。前から三列目、しかもほぼ中央に座っていたので、涙をこらえるのに苦労した。

第二部は、ピアノとサックス奏者によるコラボレーション。『♪涙そうそう』や『♪川の流れのように』などの名曲が、ジャズ風に変身。会場にいた100人弱ほどの観客たちは、みなシーンと静まり返って聞き惚れていた。そばに座っていた5~6歳くらいの男の子が、体をサックス奏者の方へ向け、熱心に聞いているのには感心した。

このサックス奏者は、11年前のクリスマスイブにこの病院に担ぎ込まれて半年間の入院生活を送った経験があるという話もしてくれた。膀胱ガンだそうだ。優秀な医療スタッフのおかげで、11年経った今でも元気でいられることに感謝し、こうして毎年クリスマスコンサートを開いているという。

こういう善意が、観客の中の患者にどれほどの勇気を与えることか。彼にはそういう役割が与えられているゆえに、膀胱ガンを患ったのかもしれない。一度、死を身近に感じた人は強い。目的を持って、地に足をつけて生きている感じがする。彼の素晴らしい活動は、今後も多くの人々に勇気と感動を与え続けていくことだろう。

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2008年11月21日 (金)

日本大通り周辺散策2 ~赤い靴物語~

♪赤い靴 はいてた 女の子 

こんな歌詞で始まる童謡『赤い靴』をご存知の方は多いだろう。私も幼稚園か小学校かで習ったのだろうか、歌える童謡の一つだ。

子どものころは「異人さん」の意味がわからずに歌っていた。それがいつだったか、外国人のことだと知ったのは。小さな女の子が、青い目をした外国人の男性に手を引かれて、港から船に乗り込む光景を思い浮かべるようになった。悲しげな曲調から、女の子の行く末を案じずにはいられなかった。

この赤い靴の銅像が、横浜にある。散策中に偶然、その前を通った。なんとなくこの辺にあるのだろうと知ってはいたが、この日は、突然、目の前に現れた感じだった。体育座りをしている小さな女の子の像は、寂しげに横浜港の方を見つめている。

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Blog仲間であるHiroさんのBlogに、この女の子の像の記事があった。Hiroさんはカメラの腕が素晴らしく、私の憧れの方である。彼のような写真が撮りたいと思っているのだが、少しレッスンすれば追いつくといった代物ではない。Hiroさんのお写真は、すごいのだ。本物なのだ。全てのお写真、ポストカードになればいいのに…と、いつも思っている。

ご本人の許可も得たので、HiroさんのBlogをご紹介。素敵なHiroさんの世界をご堪能ください。
Hiro's 写真館 http://sh.cocolog-nifty.com/

赤い靴の像に関して調べたら、現在、静岡市日本平、東京麻布十番、北海道留寿都村と横浜の山下公園の4ヶ所あるのだそう。麻布十番は知っていたが、それ以外にもあったとは。この少女のことを調べると、実際にあった悲話へとたどり着く。 

そして、横浜のこの一帯には“あかいくつ号”なるバスも走っている。これがかわいいのなんの。車体は赤く、レトロ感が開港当時を忍ばせてくれる。しかも、運賃は、一回の乗車につき100円なのだ。

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港町横浜らしさを感じるアイテムは、マンホールや記念碑だけではない。日本大通り周辺の歩道に、オシャレなイラストが描かれたタイルを目にすることができる。

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外国人墓地、馬車、船、美しい三塔で有名な神奈川県庁(キング)、横浜税関(クィーン)、横浜市開港記念会館(ジャック)など、横浜ゆかりのイラスト。掲載した写真以外にもたくさんあった。こんなふうに、さりげなく街並を飾る粋な計らいも、横浜の魅力の一つなのだろう。散策するたびに、何かを発見していく楽しさがある。

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2008年6月16日 (月)

かりゆしぬ宴

沖縄民謡の世界へ

沖縄を一人旅していた時に出会った人は数知れず。札幌に住む一人の女性とも知り合いになった。

彼女は添乗員の仕事をしているそうだが、月一回ほどの割合で訪沖して、沖縄民謡を習っているということだった。既婚者なので、贅沢な身である。

その彼女から、沖縄民謡のライブの案内が送られて来た。東京で開催されるライブだ。彼女の師である大城美佐子さんが出演するという。

大城さんは沖縄民謡界のトップスターであり、数多くの映画にも出演されている方。那覇でたまたま入った民謡酒場が大城さんのお店であったことから、翌日本島ドライブに誘ってもらったことがあった。当時はそんな大物だとは露知らず、美ら海水族館や焼き物工場などに案内してもらった。

夫も興味を示し、ライブ『かりゆしぬ宴』へ申し込んだ。日時は5月17日(土)19時開演。そう、一ヶ月近く前の話。記事にしようと思いながら、ついついこんなに遅くなってしまった。書きたいことが多くて、追いつかない。

 

唄者勢ぞろい

出演者は大城美佐子さん、安里勇さん、具志堅京子さん、後冨底周二さん、川門正彦さん、寿、名護良一さん。石垣島から来られた唄者の方が多い。最南端の波照間島からの方もいらした。みな、実力の持ち主。

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日本人の心に奥底に響く歌声。懐かしい三線(さんしん)の音色。灼熱の太陽の光が降り注ぐ沖縄の空気感がそこにはあった。

観客の多くは、何度も沖縄に足を運んだことのある沖縄フリークが多いように見受けられた。顔見知りの主演者が紹介されるたびに大きな拍手がわき、手拍子も慣れたもの。まるで、沖縄のどこかのホールで開催されているかのような雰囲気だ。

心地良い八重山民謡の調べが響く。民謡はほとんどがウチナー口(沖縄の言葉)なため、歌詞は全くと言っていいほど、わからない。曲名で想像するしかない。それでも人間の心、豊かな自然の本来の美しさを唄っているのだということが、ヒシヒシと伝わって来る。作者の思いが込められている珠玉の曲の数々。観客の心を、八重山の海の水が浸していく。

最後は、やはりカチャーシーでシメとなった。カチャーシーとは「かき混ぜる」という意味で、祝いごとの最後に行われる自由なスタイルで舞う踊り。お祝いでなくとも、沖縄の宴会の最後に老若男女、みんなで賑やかに踊るそうだ。

私も、今までに何度か、カチャーシーを踊らされる場に居合わせた。最初は恥ずかしくてできなかったが、勧められたり、周りにも初めて踊る人がいたことなどから、やらないことの方が恥ずかしく思えてきて、今では楽しんでできるようになった。手首と全身をクネクネさせる動きは、やり慣れていない者にとっては正直難しい。が、「正式な形といった形はない。好きなように体を動かせばいいんだよ」と教えてくれたおばぁの優しい一言に、テレの皮がむけた。

八重山の波の音をゆりかごにして、かりゆしの夜が更けていった。

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