心と体

2010年5月19日 (水)

自宅難民

今日は、自宅難民という言葉を頻繁に耳にした。時代を反映して、いろいろ言葉は増えていくものだが、これも現状をうまく表現した言葉だと思う。

自宅難民とは、自宅で自分の居場所がない、自宅で心を休めることができない人のことを差す言葉。もっぱら、父親の立場にある働き盛りの男性が多いよう。

自宅にいても自室がないため、趣味ができない。テレビの主導権がない。妻や子どもがうるさい。帰宅しても夕食がない。一人で過ごす時間がない。お風呂は最後。主な会話がメールか手紙。

気の毒に思えてくる。外で働いてきた身には、自宅は体を休める場所、思いっきり心を解放する場所であることは望ましい。上記のような状態にある人が半数以上もいる現実。驚きとともに、我が家を見つめるいい機会だ。

夫も趣味を我慢する傾向にある。登山とバイクに乗ることが趣味だが、今はそのどちらもできていない。バイクはいずれ購入する予定で貯金はいるが、マンション駐輪場は自転車置き場としては認められているが、バイク置き場としては認められておらず、置くのは構わないが責任は負えないという姿勢。防犯カメラが設置されているが、有事の際にしか役に立たないだろうから、安心して置くことはできない。登山は居住地を考えると、土日だけで楽しむのは難しい。

せめて、心の安らぎや主としての自信は得てほしいと願う。

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2010年5月17日 (月)

酢の効果

ぜいたくな宝石の使用方法だと憧れた逸話。それは、世界の三大美女として有名なクレオパトラが、酢に真珠を溶かして飲み、美を保っていたというもの。真珠にも酢にも、確かに美容効果はありそうだ。

酢は3500年前には口にされていたことがわかっている。調味料としてではなく、治療薬として多用されていたというから興味が湧く。

その酢だが、スーパーで多種類並んでいたのが目に留まり、飲んでみることにした。数年前、黒酢のサプリを一定期間飲んでいたことがあった。ただ、その時は、あまり酢の効果は感じられなかったが、いろいろな作用が体に良いと言われているので、黒酢再燃だ。

酢の効能として一般的に知られているのを列挙してみる。

  1. 疲労回復…疲労物質である乳酸を燃焼分解
  2. 食欲増進…唾液や胃液の分泌を促し、食欲を増進
  3. 肥満対策…エネルギー代謝の向上
  4. カルシウムの吸収促進…酢とカルシウムを一緒に取ると吸収率アップ
  5. 酒酔い抑制…アルコールの消化吸収速度の緩和

これらの他にもいろいろ効能はあるだろう。飲用の他に、殺菌効果を利用して拭き掃除にも応用できる。

どんな酢でも効果が期待できるわけではなく、あくまで純天然醸造酢であることが必須。合成酢では効果が得られていないという実験結果が出ているそう。米酢でも、醸造アルコールが含まれている酢は、有益とは言えないというから、注意が必要だ。

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2010年1月14日 (木)

リンパマッサージ

最近だるい日が続くので、以前から興味のあったリンパマッサージを体験してきた。整体やマッサージは受けたことがあるが、リンパマッサージは初めて。初めてだと何をされるのかいろいろ想像してしまい、ちょっと緊張もしたが、女性好みの明るい色彩で彩られた店内と自然な笑顔がステキなスタッフに、最終的にはリラックスすることができた。

リンパは全身のあらゆる箇所をゆっくりと流れている。病気や慢性疲労等で流れが悪くなり、様々な症状を引き起こす引き金になりやすいと言われている。鎖骨周辺は自分でもマッサージできるので何度か行ってみていたが、やはり専門のスタッフにやってもらうのとでは全然違う。とにかく、気持ちがよかった。

リンパマッサージは、デトックス効果があるので、体内に蓄積された老廃物等を排出されることで、サイズダウンにも効果があると言われている。お正月の後の体重が気になるこの時期、ちょっと期待してしまう。

多少の好転反応(もみ返し)はあるが、いつも冷え気味の腹部もじんわり温かく、肩もふくらはぎも風船のように軽い。これは何回か通いたいと思えるほど、普段と体の変化を感じる。

何でも臆せず、試してみることなのかもしれない。やってみて自分に合わないと思ったら止めたり、変えてみればいいわけなのだから。やはり、私は行動派のようだ。

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2008年6月26日 (木)

エネルギー不足

何をするにも億劫になる時がある。頭で予定を考えていても、その通りに行動できない時がある。

最近、面倒な仕事はついつい後回しになってしまっている。家事は普通にできているのだが、毎日のことではない期日がゆるめのことが進んでいかない。

その一つが保険給付金の請求。指や足の怪我で通院したため、保険給付金請求書を作成しなければならないのだが、一向に捗らない。一件につき、作成資料は2枚。それが何件かあるので、相当な枚数になっている。領収書はまとめたので、後は怪我をした状況をイラストを交えて説明するだけなのだが、イラストなんて上手に描けないし、何件かあると考えただけで、ペンを持つことを放棄してしまっている状況。

いろいろな出来事が重なり、ちょっとリズムが狂ってきているのだろうか。エネルギー不足を感じる。

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2008年2月28日 (木)

夫婦同調

残業が多い夫。帰宅が夜の0時を過ぎることもある。まさに終電。片道1時間30分以上の通勤時間。往復で3時間越える。

「通勤に要するこの膨大な時間を、君のために使えたら、どれほどいいだろう」とメールをくれたのは、結婚したばかりのころだっただろうか。今でも、そう思ってくれているだろうか。

残業の多さから、夫の平日の睡眠時間は4~6時間程度。昼間、眠たくもなる。下車駅を乗り過ごすことがあっても仕方がない。

そんな睡眠不足の日々が続いていると、昼寝をしているはずの私まで、常に眠たい状態になるから不思議である。とは言っても、夫の出勤時には朝食の用意をし、お弁当を持たせ、送り出している。夫の帰宅時には、いくら遅くなろうとも、起きて待っていることにしている。温かい食事を用意して。

だから、私も一緒に睡眠不足になりそうではあるが、現在は専業主婦なので、昼間に睡眠不足を解消することができるのだ。そこが夫とは違うところ。なのに、である。

昼間、睡眠を取っても、眠いのは変わらない。それはまるで、眠さをこらえている夫の調子を感じてでもいるかのよう。私に夫の眠気が移ることで、彼の眠気が軽減されるなら、それもいいだろう。しかし、おそらくそうではない。体が同じ状態になっているのだ。

離れていても、夫婦で同じ体調、同じ状況でいるのは、神秘的ですらある。実際はそんなロマンチックなものではないのだろうが、そう思うのは本人たちの勝手。だから、そう思うことにした。

体内リズムが正しく働いていないだけなのかもしれないし、科学的に証明できる内容なのかもしれない。しかし、不思議に思った出来事は、他にもあった。

ひと月半ほど前に、フルーツの皮をむこうとして、左手親指を包丁で切ってしまった。かなり出血し、しばらく包丁が握れずにいた。しばらくして、夫が同じ指の同じ箇所を怪我した。会社で仕事中に負傷したらしい。まるっきり同じ箇所だったので、ビックリした。私よりひどい怪我ではなかったので、病院にも行かずに、私より先に治ってしまった。痛みを分かち合うかのように、同じ箇所を怪我するなんて…。

眠気や怪我といったマイナスの内容だったのは残念だが、“夫婦で同じ状態”に陥った、ちょっと謎めいた出来事であった。

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2007年11月27日 (火)

お風呂で浄化

以前、湯船に少しお塩を入れて入浴すると、体が浄化されるという記事を書いた。自由が丘でパワーストーンを販売している店員に聞いた話だった。ついていないとか、何か気になることがあるのなら、やってみたらどうかと薦めてくれたものだ。

病気や知人の死などで落ち込みがちだった私は、不安定な日々を過ごしていた時期があった。漂白剤を間違って飲んでしまったり、昼夜関係なく眠ってしまったり…。

お塩入りの入浴法は何度か試した。もちろん、気の持ちようといった部分はあるのだろうが、数回入浴した後、気分がスッキリするのがハッキリと実感することができた。悪い気をお塩が取り除いてくれたのだろう。

方法は簡単。湯船に少しお塩を入れて入るだけ。体についている悪い気を払ってくれる効果があるらしい。次に入浴する人は続けて入るのではなく、一旦お湯を抜いてから、再度湯を溜めなくてはならない。前の人を気をもらわないように。最後はシャワーで洗い流すのではなく、湯船のお湯からあがるのは理想らしい。温泉と一緒。

お塩の力を知った今回の出来事。「最近ついていないな」、「悪い気がまとわりついているいる気がする」ということがあったら、試してみたい自分自身の浄化方法だ。

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2007年10月12日 (金)

三食昼寝付き専業主婦

昼間、一人でいる時間が長くなり、会話するのも、ほとんどが夫という生活が続いている。たまに買い物や図書館へは行くものの、大抵はパソコンの前に座っているか、読書している。

三食昼寝付きの専業主婦は避けたいと思っていた有職社会人時代。世の中で誰の役にも立っていないような気がするからという理由だった。現在は自宅療養中とまでは言わないまでも、まだ働きに出られるような状態ではないので、不本意にも専業主婦。そろそろ働きたいと思い始めているところ。

だが…。

しっかりしようという気持ちとは裏腹に、昼間はゴロゴロしてしまうのだ。最近では、必ず昼寝をしてしまう。ずっと起きていようと決心しても、朝食が済めばまぶたが重くなり、昼食がお腹に収まれば足が寝室に勝手に向かってしまうのだ。我慢して食後1~2時間はブログをしたり、テレビを見たり、夕食の準備をしたりして過ごす。が、それも時間の問題。夫は「まだ体が本調子ではない証拠だよ」と言ってくれる。ちなみに、夜もしっかり寝られる。

一体、体はどうなってしまったのだろうか?

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2007年10月 8日 (月)

悲しみに耐えて

悩みのない時は、のほほ~んとし過ぎだということにも気づかないほど、苦労知らず。だが、一旦悩みを抱えてしまうと、気分の転換がうまくできない性格で、ずっと悩み続けてしまう。

現在治療中の病気の進行状態がずっと気になっていた。意外と悪化しているようなことを、先日医師に言われ、今後、副作用の気になる薬の投与も視野に入れておかなければならないのかと気がきではなかった。

そこへ、である。そんな悩みを抱えているところへ、さらに追い討ちをかけるような出来事に襲われた。

知人が亡くなったのだ。先週の木曜日のこと。入院をしていた時、同じ病室に入院されていた方だ。亡くなった翌日に、娘さんから、メールで訃報を知らされた。還暦前の方で、まだ亡くなるような年齢ではなかった。彼女はガンと闘っていた。

幼稚園教諭という職業柄か、個室から初めてその病室に移った時に、真っ先に私に声をかけてくださった人だった。その時の人懐っこい笑顔が私の不安を取り除いてくれたことには、今でも感謝している。病室では朝も昼も夜も一緒だから、どんどん仲良くなった。ご家族の方とも話すようになった。亡くなる3日前に見舞ったばかりだった。退院したら、好きな山へ遊びに行こうと約束したばかりだったのに…。元気になると信じて疑わなかっただけに、驚きと衝撃は大きい。

一人になると、彼女のことを考えてしまう。病名は違えど、一緒に病気と闘っていた“仲間”だっただけに、私自身、立ち直るのには時間がかかりそうだ。

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2007年7月 4日 (水)

夫からの褒美

Photo_12 昨夜は夫がアップルマンゴーのデザートを買って帰った。子宮体ガンの再検査の結果待ちで落ち着かない日々を過ごしていた私へのご褒美に。いつもながら、夫の気遣いが嬉しい。私自身もマンゴージュースを買ってみた。

今はとても解放感がある。「大丈夫、大丈夫」と言い聞かせていても、精神的に追い込まれていたらしい。体の一部に目に見える異変が起こっていたほど。今は気分晴ればれといった感じ。これほどまでに結果がわかる前と後とでは違うものかと驚く。

この先、老いていく一方で、今回のようなガン検診も、その他の病気の検査も、今後何度も経験するだろう。そのたびに落ち着かない日々を過ごしていたのでは、精神的に参ってしまう。自分が向き合う病気の知識を得、強い心を持てるようになりたいと思う。

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2007年5月15日 (火)

脳に異変? ~脳梗塞の予兆か~

頭痛がする。右後頭部で。全体的にはなく、ある部分だけが痛い。ズキンズキンと疼くような痛みではなく、ピリピリとした痛みだ。触ってみると、その周りだけ熱い気がする。体温も37度ある。

家には気軽に測れる血圧計がないので、簡単に血圧を測定することができない。昨日、総合病院に行ったので、そこで測ってくればよかったと後悔。

実家の家族と電話で会話する機会があったので、頭痛の話をしたら、「血圧が上がっているのかもしれないよ。CTを撮ってもらってみたら?」と心配そう。そんなに簡単にCTなんて撮れないのに。「脳梗塞の予兆だったら大変だ」と言うのだ。

それはかなり大変だ。祖父が脳梗塞で、体が不自由だったのを覚えている。母が難儀そうに看病していた。あの時の母のような思いを夫にはさせられない。仕事があるのに、看病なんてさせられない。

このまま病気になったら夫にどれだけの苦労をかけることになるかを考えると、涙が止まらない。私の幸せをいつも一番に考えてくれている夫に、笑顔を向けられなくなることは、どうしても避けなければならない。だから、体のどこかが悪ければ、割とすぐに医者にかかってきた。通院していない月はないというくらいに。

頭(脳)という場所が場所だけに心配にはなる。腱膜炎や外耳炎などのレベルではない。やはりCTを撮ってみようか。受診してみようか。我が家のひと月の医療費はいくらになっているのだろうか。家計も気になる。

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