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2007年5月27日 (日)

やっと見つけた!

探していたものがある。しかも、かれこれ20年ほどになる。

夫は寺崎勉氏の『さすらいの野宿ライダーになれる本』をここのところ、ずっと探していた。絶版になっている書籍らしいので、古本屋を見つけては目をさらのようにして探し回っていた。私は私で、中学校時代に巡り会った佐々木丸美氏の本を常に探していた。夫も一緒に探し回ってくれ、5冊見つけてくれた。彼女の本もつい最近まで絶版になっていたので、古本屋でしか入手できないと思っていた。

それが、である。最初に気づいたのは夫だった。毎日インターネットしている私が何故気づかなかったのか、わからない。ぼんやりしている証拠だ。

「インターネット通販で古本は買えないの?」

「!」

買える。買える。店舗まで足を運ばなくても、気軽に、販売されている書籍を探すことができるではないか!その手があったではないか!絶版になった本も、可能性は十分にある。

早速、Amazonで寺崎勉氏と佐々木丸美氏の作品を検索してみた。そしたら、あるはあるは、両氏とも十数冊の書籍が列挙されてきた。笑いが止まらないとはこのことだ。夫は欲しがっていた書籍のタイトルもしっかり確認した。もちろん、私が長年手にしたかった書籍のタイトルも挙がってきた。

食後、夫と二人で再度Amazonのサイトを閲覧。夫が欲しいのは一冊だけかと思いきや、合計7冊にもなった。それでも、高い書籍は諦めた結果だ。私は3冊。やはり高額になっている作品は諦めた。時期をずらせば、また増えているかもしれない。それを期待することにした。

それにしても、今日はいい買い物をした。20年来の探し物が、近々手に入るのだ。よだれが止まらない。楽しみだ。

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2007年1月18日 (木)

赤い糸のいい伝え

今日の授業で、「日本と世界の文化の違い」をインターネットで調べました。“異なる文化を楽しみながら学ぶ辞典”という面白いサイトがあり、児童もみな興味深く調べていました。

 

その中に「赤い糸」というものがありました。日本での言い伝えと中国での言い伝えが紹介されていました。世界の赤い糸 日本1として以下の部分がありました。

 

・・・日本では昔からそんな子供におばあさんやおじいさんは言ったものだ。
「心配しなくともいいよ。生まれた時から人は将来一緒になることになっている人の小指と自分の小指は赤い糸で結ばれていて、時がくれば互いに出会うことができるんだよ。だから、おまえは人から良く思われようと無理をせずに、自分に正直にありのままの自分でいればいいんだよ。」・・・

    引用:Multiculturalpedia 世界の赤い糸 日本1

  

最後の一文に感動を覚えました。
私もこの赤い糸の話は、誰からともなく聞いて知っていました。おそらく知っている人は多いのではないでしょうか?特に女性は。中には、本当にそう信じている人もいるかもしれません。なんと言ってもロマンチックな話ですから。

 

人に好かれよう、よく思われようと自分を偽ることは、とても疲れます。偽るとまではいかなくても、お行儀良くしたり、思い通りの言動を抑えることは、ストレスも溜まります。それはやはり、「自分らしくない」といったことにつながります。
もちろん、いかなる場面でも自分の欲望のままの言動をとってよいと言っているわけではありません。TPOをわきまえた上でのことです。常識や礼儀は身につけておかなければならないと思います。ただ、間違った我慢を必要以上にすることは自分を失ってしまうことになるような気がします。
恋愛についても同様です。好意を寄せている異性に、よく思われようと、着飾っておすましした自分らしくない自分を好きになってもらっても、嬉しくないと思うのです。そんなことをしても、いつか本来の自分の姿は見られてしまうものです。隠し通せないのです。

 

私にも、小指同士が赤い糸で結ばれていた人が現れました。その夫が以前、「ありのままの君が好きだよ」と言ってくれたことがありました。容姿も性格も良くないことを、私が気にしている時に言ってくれた言葉でした。「どんな欠点があっても、その欠点を持った君を好きになったんだから、自信を持って」と励ましたくれました。最初から自分の欠点を示すことで、後から「そんな人だとは思わなかった」と言われない方がいいのだと、その時に気づきました。そして、それがどれほど楽なことか!
どうしても直せない欠点は、機会がある時に話して、理解を得てしまうに限ります。

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