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2010年3月

2010年3月31日 (水)

離婚式

今や、日本人で離婚する人の割合は、3組に1組と言われている。確か約2分に1組の割合で、離婚届が受理されていると聞いたことがある。婚姻届は、約48秒に1組受理されているようなので、既婚者の方が多いことになる。

景気と離婚者数を表したグラフも、曲線がピッタリと合致するのは見逃せない。不景気になると離婚者が増え、景気が回復してくると離婚者が減るという具合。収入の見込めない夫と一緒に暮らしても仕方がないと考える妻が多いのだろうか。そんな時ほど、夫婦一蓮托生で支え合っていけたらと思うのだが、それは理想に過ぎないのだろうか。

昨日テレビで見ていて知ったのだが、今、離婚式を行う夫婦がいるという。離婚プランナーという職業の人もいて、離婚式の計画と進行を行う。離婚が決定となった夫婦は、人生の門出にけじめをつけるために、離婚式を望むのだという。最後の共同作業ということで、結婚指輪をハンマーで叩き潰す行為も式には組み込まれていて、驚いた。披露宴のケーキカットが、離婚式では結婚指輪破壊に変わろうとは…。

子どもに離婚を説明するのが難しいということで、そういった絵本まで出版されているそうで、同時に紹介されていた。熊の一家をモチーフに、離婚する両親熊とその子熊が登場する。自分の口から説明できないのは情けないが、子どもの心に傷を負わせないで離婚を受け入れさせるのも確かに難しいだろう。親は自身の身のふりばかりではなく、子どもの心のケアもぜひ真剣に考えるべきだと思う。

今まではなかった異色の離婚ビジネスは、拡大を続けているそうだ。利用者は前向きな考えの人が多いという。利用する人がいるから拡大もするわけだが、人生の再出発を機に、気分を一新させるという意味では、今後も利用者は増えそうが気がする。でも、一番いいのは、離婚する夫婦が減ることに他ならない。

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2010年3月28日 (日)

啓蟄 ~人間もうじゃうじゃ~

昨日は午後から外出した。遅いランチをとろうと入ったレストランは、若者で賑わっていたが、空席もあり、待たずに案内された。入店時刻15時過ぎだったこともあるだろう。

次に訪れたのは、とある駅前にある「○○カメラ」という名前の巨大電気店。アクセス良好ということもあり、いつも混雑してはいるが、昨日の混みようは、半端ではなかった。有名人がイベントでも開いているのではないかと疑ってしまうほど。待てど暮らせど、乗るスペースのあるエレベータは来ず、駅のエスカレータのように左側一列になっているエスカレータを使用。店内も、人にぶつからないように歩くのがやっと。今、何かお買い得な電化製品でもあるのだろうか。

そして、帰路。終電になってしまったのだが、これまた、通勤ラッシュ時となんら変わらない混雑ぶりの電車内。人に触れないで立つなんて困難。自分のつり革を確保するのも一苦労。呼吸困難に陥ってしまうのではないか心配になるほど。昨夜は気温がさほど高くなかったからいいようなものの、それでもコートを腕にかけている乗客もいた。車内が人いきれでむんむんしていて、乗り心地は決しても良いとは言えない。いつものことだが、終電とは思えない混雑ぶり。終電は延ばせば延びただけ、遅くまで活動する人が増えるのではないかと想像してしまう。10年後、首都圏では、24時間列車が走行しているかもしれない。

先週は三連休だったにもかかわらず、全国的に強風だったこともあり、予定をこの土日に延期した人もいたのかもしれない。暖かくなって、外出もしやすくなった。それにしても、春は虫たちだけではなく、人間も動き出す季節なのだと感じた日だった。

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2010年3月24日 (水)

USドル

昨秋、夫がべトナムへ行く際、ベトナム通貨のドンが入手困難なので、米ドル札を用意した。なんとなくだが、アメリカへ行く予定ができそうだと思ったので、私も数万円を米ドルへ換金した。一ドル88円と、これ以上高くはならないだろうと予想できるほど、円高ということも手伝った。

私の初海外旅行はハワイ(オアフ島)なのだが、当時、1ドル88円とか93円とか、とくかく100円は切っていたように思う。二度目となる西海岸へのアメリカ旅行は1ドル131円ほど。ハワイから2年半後の旅行だったが、40円前後も円安が進んだことになる。さすがに、131円となると、気軽に何でもかんでも購入するというわけにはいかなかったのを覚えている。

そんな米ドル。基軸通貨でもあるわけだが、紙幣が衣替えをしたようだ。昨秋換金した際に気づいたのだが、カラフルな札に変わっていた。 

Photo   

今までの紙幣は、印刷のデザインが異なるだけで、色やサイズは同じだった。ちょうど写真の1ドル札のデザインが、どの額面の紙幣にも採用されていた。2006年にハワイ島へ行った時は、カラフルな新札ではなかったので、その後の変更なのだろう。色を覚えておけば、間違いも減るので、便利になったのではないだろうか。そう言えば、ユーロは元々カラフルな紙幣だが、確かに使い勝手は良い。使い始めのころは、おもちゃの紙幣のように感じたものだった。

世界で一番流通しているとされる通貨なだけに、偽造も多いと思われる。あの手、この手を駆使して、偽造防止を行っているのだろう。日本もそうだが、短期間でデザインを変更するのが一番いい偽造防止策だと聞いたことがある。

ここで、海外における日本札盗難防止の話を一つ。海外で地元の警察官に、「偽札が横行しているので、所持している日本札を見せてほしい」と言われても絶対見せないこと。なぜなら、日本のお札の印刷技術は世界一を誇るので、外国の警察官ごときに、所持している日本の紙幣が、本物であるか贋物であるかの判断はできないというのが理由。確かに。毎日見慣れている私たちでさえ、贋物を見せられて、すぐにそれを見破られる自信があるかと聞かれれば、首を傾げてしまう。見たことがないから、なおさらだ

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2010年3月21日 (日)

強風に恐怖

昨日から強風が吹いている。昨日の午後、買い物に出かけたのだが、建物の間を歩いている間はさほど気にならなかった風も、自宅マンションに帰って来た途端、気になり始めた。高層階ということもあるのだろう。前後に風を遮る建物がないので、北から南から、遠慮なく吹き付けてくる。

ベランダに揃えて置いておいたサンダルが、隅っこの方へ飛ばされていた。道路をはさんだマンション前にある空きスペースに立っている木には、どこからか飛ばされてきたのだろう、タオルが絡まりついていた。

海が恐ろしいほど、荒れ狂っている。いつも空を賑わしている野鳥は、巣で震えているのか飛んでいない。頭を振りながら、時に最敬礼のようにしなっている木々がかわいそう。まるで、地球が怒っているようだ。

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2010年3月19日 (金)

自分撮り用グッズ

今、自分撮りをする若者が増えているという。屋外で写真を撮る時、通行人に依頼することができず、自分で撮影するとか。そう言えば、旅先で腕を思いっきり伸ばして、自分たちを撮っている若者の姿を見かける。風景が入らないのではないかと心配になり、「撮りましょうか?」と声をかけたことがある。

そんな自分撮り用のグッズが、今朝のNHKの番組で紹介されていた。

http://www.umazone.jp/Page/GOODSDETAIL-174

いろいろ便利な商品が登場するものだと感心する。重い三脚を持ち運ばなくてすむので、本格的な写真ではなく、気軽なスナップを撮るには重宝するだろう。私も「写真撮ってください」とお願いして断られた経験があるので、そんな思いをしたくない人にはいいかも。

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2010年3月15日 (月)

You Tube② ~僕を支えた母の言葉~

皆様は、母親からどんな励ましの言葉をかけてもらいましたか?どんな言葉を覚えていますか?

 

私は「大丈夫。あなたなら、できるわよ」だったが、今、同じ言葉を夫にかけていることに気づいた。夫は「いつでも帰っておいで」だったそう。飲み会や会食などがある時、私に「つまらなかったら、途中でも帰っておいで」と、よくかけてくれる言葉だ。

自分がかけられた言葉は心の奥に積まれ、大人になった時に、無意識に口から出るものなのかもしれない。多少なりとも励みになったからこそ、誰かにも伝えたいと思うのか。それとも、あまりに言われ続けられたゆえの記憶なのか。

温かい言葉でも負の言葉でも、何が相手の心に残るかわからないから、言葉の持つ魅力、使い方、言い方を考えて発言できる人間になりたいと思った。

 

http://www.youtube.com/watch?v=G_BonPLOkdk

仲間同士で利用している掲示板で紹介したら、You Tube①の『最後だとわかってたなら』同様、大反響がありましたので、ここでもご紹介いたします。クリックしてみてください。

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2010年3月14日 (日)

ホワイトデー2010

夫が外出先で、何やら買ってきてくれた。ホワイトデーを意識してくれたのだろう。ありがとう。

Photo写真は、恋(濃い)チーズ味のチップス。ハート型。しかも、初めてつかんだチップスの形で占う占い付き。私は恋愛運100%だった。

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2010年3月10日 (水)

卒業ソング

卒業シーズン真っ只中。高校や中学校ではそろそろ終わり、大学や小学校では来週あたりに行われるところが多いのだろうか。

今でも、学生時代を振り返ると、甘酸っぱい思い出がよみがえってくる。そんな学生時代を彩ってくれるのが、卒業ソング。耳にすると、あの時代へ誘ってくれるタイムマシーンでもある。

私にとって、卒業ソングとして一番に思い浮かぶのは、海援隊の『♪贈る言葉』。小学生のころにはやっていた学園ドラマの主題歌で、ヒットしていた記憶がある。小学校では『♪制服』、『♪春なのに』、『♪想い出がいっぱい』などが、はやっただろうか。

中学校卒業時には、斉藤由貴さんの『♪卒業』、菊池桃子さんの『♪卒業』、尾崎豊さんのこれまた『♪卒業』と同名の曲のオンパレードだった。高校と大学卒業時には、はやっていた曲が思い出せない。

Photo社会人となってからは、SPEEDの『♪my graduation』、森山直太朗さんの『♪さくら(独唱)』、レミオロメンの『♪3月9日』、いきものがかりの『♪YELL』、コブクロの『♪桜』、アンジェラ・アキさんの『♪手紙~拝啓十五の君へ~』がお気に入り。合唱曲の『Believe』にもグッと来る。

この時季になると、聴きたくなる卒業ソング。少々、感傷的になってしまう。

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2010年3月 7日 (日)

本とトイレの関係

図書館に行くと、トイレに行きたくなる。これは書店でも同様。皆さんは、そんな経験はないだろうか。

公募ガイドに「ここだけの話」という読者とのネットワークのページがあるのだが、そこには15歳から60歳までの男女の面白い理由が並んでいたので、紹介したいと思う。

 

【本屋に行くとトイレに行きたくなる本当の理由】

  • 紙がたくさんある安心感が、無意識にゆるませてしまう
  • 新しい物を詰め込もうとすると、何かを排出するようになっている
  • 本は縦書きが多いから、それに感化されて便も下がっていく
  • 本はトイレで読むもの、トイレは本を読むところ、というのが、地球的に浸透している
  • 買うべきかどうかの判断を出すために、トイレで熟考せよと脳波が指令を出している
  • 実は、人はトイレに行きたくなる直前に本屋に行きたくなる

いろいろ理由を考えるものだと感心するが、どれも面白い見方。何せ、本当に行きたくなってしまうのは経験済みなので、理由を知りたいと思っていたところ。これ!という結論には達しないのだが、どれも納得してしまいそう。

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2010年3月 3日 (水)

雛飾りと婚期

今日は上巳の節句。半月前から、玄関ドアに、ちょっとした雛飾りを飾っていた。

子どものころは、雛人形の五段飾りを飾ってもらっていた。お雛様が右、いやお内裏様が右などと、人形の位置を確かめ合いながら、一体一体箱から出す作業が楽しかった。が、いつしか出してもらえなくなった。一人で出そうとして、失敗した経験もある。それはさておき。

3月3日を過ぎたら、早く雛人形を片付けないと、婚期が遅くなると言われた女性も多いだろう。どうしてなのか、調べてみたら、いろいろわかった。

①流し雛のように、雛人形にその子の厄や災いを移すという考えから、いつまでも出しておかず、早く片付けて災いを遠ざける厄払い説
②いつまでも眺めていたい雛人形、出すのは嬉しくても片付けるのは面倒なもの。片付けも満足にできないようでは、きちんとした女性=いいお嫁さんになれないと言っていたしつけ説
③早く飾り出すと「早く嫁に出す」、早く仕舞うと「早く片付く」といって、飾る時期を娘の婚期になぞらえていた結婚象徴説

なるほどと思わせるものばかり。出さなければ、早く仕舞う仕舞わないと考えることはないが、親子で一緒に飾り仕舞うのが、豊かな心を育む上でもいいだろう。

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