お正月の子どもの遊び
ふと考えた。今の子どもたちは、お正月にはどんなもので遊んでいるのかと。
昭和の時代なら、凧揚げやカルタ、福笑い、すごろく、コマ回し、羽根つき…などが挙がってくるだろうか。昭和というと、ちょっと昔過ぎる言い方になってしまうかな。コンピュータが家庭になかった時代とでも言おうか。
前述のお正月に行われるイメージの遊びは、私も遊んだ覚えがある。親と近所の公園に出かけて寒風気にせず凧を揚げたし、母と玄関先で羽根つきもしたし、親族が集まる新年会ですごろくやコマ回しなど大勢のいとこと夢中で遊んだりもした。これらは、子どもたちの良き情操教育にも役立っていたと思う。
何となくだが、今の子どもたちは、一人で楽しめる遊びを黙々としているイメージがある。一人で行うゲームが人気のせいか。大人でもはまっている人を見かけるし、ちょうどお年玉で買える金額でもある。
外で遊んでいる子どもを見なくなって久しいが、心豊かな、子ども同士でもお互い譲り合いができる子どもたちに育ってくれることを望む。
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コメント
こんばんは。
私も子供の頃、凧揚げをよくやりましたね。姉たちと正月は羽子板も。すごろくとか、坊主めくり(百人一首の札で遊ぶもの)も。そうそう、コマもまわしました。今年、近くの空き地で凧揚げしている兄弟をみかけて、微笑ましく思いました。
うーん、正月に実家に行って思ったのですが、今の子供は外で遊ばないですよね・・。
去年カルタをお年玉、といってあげたら甥たちが3人で仲良く遊んでくれたのですが、任天堂DSのほうが楽しいみたい。集団より個人遊びってかんじですね。順番を譲り合ったりとか、小さい子に大きな子が教えてあげたりとか、そういう遊びのなかで学ぶことって大きいと思うんですが・・・。
投稿: いけ | 2010年1月 6日 (水) 20時32分
私の父は、手作りのおもちゃ(チラシで作った吹き矢や新聞紙で作ったハリセン)や指遊びで子供たちを喜ばせるのが得意な人で、私も私の従兄弟達も、正月や夏休みに皆で集まって父に遊んでもらうのが大好きでした。
今の子供達には通じないんだろうなと思っていましたが…
先日おばあちゃん宅にお正月の挨拶に行ったら、普段ゲームばかりやっていると聞いているいとこの子供達が、かつての私達みたいに広場で興奮して父と遊んでいるのを見て、へぇー…って思いました。
子供の性質が変わった訳では無いのでしょうね。
自分には未だ子供はいませんが、「周囲の大人」としての役目はあるんだろうな、と改めて気付かさせられました。
それをうっとうしがる親御さんも多いのでしょうがね…。
投稿: banana chips | 2010年1月 7日 (木) 00時23分
おはようございます。
ゲームがあるから、比較すると面白みに欠けるように感じてしまうのかもしれませんが、これらはこれらで十分楽しい遊びだと思います。21世紀になっても、子どもは子どもですから、昔の子どもが楽しめた遊びが楽しくないはずがありません。
いけさんも遊びましたか、羽根つきや凧揚げなど。凧揚げは私より弟の方が夢中になっていたような気がしますが、羽根つきはとても楽しかった思い出が。これは母とやった記憶ですね。男の子は好きではないのかも。すごろくや福笑いも大好きでした。同居の祖母とやった映像が浮かびました。
坊主めくり…ですか。楽しそうな名前の遊びですね。これは存じません。百人一首を使うのであれば、大人も楽しめそうですね。
どれもこれも、子どもがいたら教えてあげたい遊びばかり。
おっしゃるように、順番を守る、仲間に譲る、年下の子の面倒を見るといった行為は、我慢する、人を思いやる心をも育ててくれます。子ども同士で遊ぶことは、知らず知らずのうちに、豊かな心も育んでくれていたのですね
投稿: いけさんへ | 2010年1月 7日 (木) 09時17分
おはようございます。
お父様は素敵な技をお持ちなんですね。素晴らしいです!子どもって、そういうの好きなんですよね。
箸袋で箸置はもちろん、あるものに変身させるのが得意の元同僚がいます。彼女とは年に最低一回は会食の機会があります。いつも、その場に来ている子どもたちは、彼女の手から生み出される“何か”に夢中になってしまうのです。最終的には、みんなで折り紙大会のような雰囲気に。想像力が無限だけに、創造していく楽しさも持ち合わせている子どもたち。伸ばしてあげたいですよね。
今の親は他力な人が多いのではないでしょうか。ゲームや漫画を与えておけば大人しくしている。お菓子を食べさせておけば、別にご飯を用意しなくてもいい…。子どもが子どもを生んだと言われてしまっても仕方がない親、確かに見受けられます。周りの大人が口を挟もうとすると、烈火のごとく不快な態度をあらわにする。やりきれませんね。子どもは親だけではなく、本来、地域の人、親族・友人・知人など大勢で育てていくものなのだと思います。
投稿: banana chipsさんへ | 2010年1月 7日 (木) 09時29分
こんばんは。
あたしも子供の頃たこ揚げやりました

今はそういう場所も、わざわざ遠くまで行かなくてはならないし、お正月からゲームだし風情がないですねぇ
ウチの子たちもパソコンやゲームをしますが、外で元気にキャッチボールをするだけいいかなぁと思ってます。
今じゃ、『昔遊び』として特別なモノ扱いっていうのは寂しいですね。
たまに、幼稚園の頃のコマを回してますよ
投稿: すいか | 2010年1月 8日 (金) 20時44分
こんばんは。
・・・ きっと周りの大人や親がしていたら 何か昔の懐かしい遊びを教えているような気がします。
私が子供の頃は 父とは凧揚げ、妹と羽子板もしたし カルタに 百人一首で坊主めくりをよくしていました。
時代も変わり 私の子供達がちょうど境目になってくるころなのでしょうか~?凧揚げ カルタ 百人一首 こま回しは 小学校3,4年頃までしていたでしょうか。
ゲームばかりしていると情緒が無くなるような
そう思いたいのかもしれませんが~。
投稿: 秋桜 | 2010年1月 9日 (土) 23時48分
すいかさん、こんばんは。遅くなりました。
そうそう、お正月の風情が子どもの遊びからは感じられなくなりましたよね。門松や注連縄も、企業が行っているのは見かけますが、個人宅では少なくなりました。
季節感や年中行事の独特の雰囲気を薄れていくのは残念な気がします。そういった文化は廃れて欲しくないです。よき味わいがあるものは子どもたちにも広めていきたいなぁと…。それが、大人の役割なのかもしれません。
投稿: すいかさんへ | 2010年1月10日 (日) 21時37分
秋桜さん、こんばんは。
お正月ならではの遊び。風情があって、いいものだなぁとこの年齢になってなのか、そう感じます。一人ではできない、もしくは大勢でやった方が面白い遊びが多いですね。いとこや親族の子どもたちが集まるお正月だからこそできた遊びなのかもしれません。少子化が進む現代の子どもたち。そういう意味では、ちょっと気の毒な気もします。大人が伝えていくべきものはいろいろありそうです。
テレビは見ているだけで疲れる。テレビは絶対、人を癒やしてくれないそうなんです。流れている情報が多すぎて、人を疲れさせるそうなんですが、ゲーム機も同様だと思います。情緒なんてほとんど育つことはないでしょう。何か他でカバーしないとね。
投稿: 秋桜さんへ | 2010年1月10日 (日) 21時47分
ぴろろさん、こんにちは。
たしかに僕もそう感じることがあります。
なんでしょうか、感じることというか、楽しむための工夫を享受するだけのものが多すぎるんですよね、現在の日本は。
技術レベル云々はおいておいても、伝統的な遊びは、楽しむ心を育てるような、楽しさを発見していくような、自分たちで作り出すおもしろみがあったような気がします。
投稿: Laylack | 2010年1月11日 (月) 11時43分
ぴろろさん、こんばんは。
私も従姉と凧揚げに行った思い出があります。私の息子たちは全くお正月らしい遊びをしませんでした。唯一お正月らしいのは、夫の実家の静岡で、初日の出を見に行くことです。久能海岸で、駿河湾の日が昇るのを見ます。天気が悪かったら「二日日の出」 に変更になったりしていましたが。
投稿: fkmamiko | 2010年1月11日 (月) 21時26分
Laylackさん、こんにちは。
時代が移り変わっても、大人が教え伝えていかなければならないことはあると思います。自分に楽しかった思い出があるのであれば、それを伝えてあげてもいいんじゃないかな…と思うわけです。
まだたきも忘れ、一人ゲームに没頭する、ゲーム機にしか視線がいかない。それでは伸びるものも伸びないと思います。他人を思いやる気持ち、譲る心、仲間とさらに工夫して楽しむ創造力、自分の中に潜んでいる可能性の成長…etc。一人遊びでは育ちにくいものもあるわけです。
ゲームを全くするなと言っているわけではありません。しなければ、学校でいじめの対象になってしまいかねませんからね(それが当たり前であることは残念なことですが…)。
豊かな自然や動植物などから育まれることは多いと思います。特に生きて行く上でとても大切な愛情は、これらから学ぶわけですから、柔らかい心のうちにたっぷり触れておきたいものです。
投稿: Laylackさんへ | 2010年1月12日 (火) 10時18分
fkmamikoさん、こんにちは。
日の出は伊豆半島から昇るのでしょうね。我が家から見える日の出は房総半島から昇ります。九十九里海岸だと海から昇るのでしょうか。一度、海から昇る初日の出を拝みたいです。
凧揚げは男の子の、羽根突きは女の子の遊びといったイメージがありますが、実際、女の子でもfkmamikoさんや私のように凧揚げをしますし、男の子でもうちの弟のように羽子板で遊びますよね。遊びに性差は関係ないですね。
季節感や昔からの行事があまり感じられ(行われ)なくなった時代だからこそ、そういったものを大切にしたいなという気持ちになります。鏡餅も飾らなかった私が言うのもなんですが…。
久能海岸からということは、
投稿: fkmamikoさんへ | 2010年1月12日 (火) 10時31分