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2009年5月 5日 (火)

オーストラリア旅行四日目② ~夜行性動物探検~

愉快なガイドと一緒に

オーストラリアにはキュートな動物たちが棲んでいる。カンガルーやコアラ、ウォンバットなどがよく知られているが、他にも日本ではなかなかお目にかかれない動物たちがいる。そんな動物たちの多くが夜行性なのだ。その動物を探しに行くツアーも各種揃っているので、午後はそんなツアーに参加してみた。

この日のガイドはマイケルさん。日本語を上手に操るオーストラリア人の彼の話は非情に面白い。道中、飽きることがない。面白おかしく、ガイドを務めてくれた。

Photo_6まず最初に訪れたのは巨大アリ塚。砂と土とアリの唾液で形成されたアリの巣。人間の身長くらいの高さがある。結構あちこちで丸々と膨れたアリ塚を見ることができる。そして、何と、このアリ塚にいるアリは、食べ放題となっているのだ。しかも無料。ドライバーのウィリーさんがみんなに一匹ずつ捕まえてくれた。嫌がる女性もいたが、好奇心旺盛な私はもちろんパク。プチッとした食感を感じはしたものの、味はしなかった。日本でよく見かけるアリよりはるかに小さい白アリなので、たくさん食べない限り味はしないのかも。

 

オーストラリアらしい動物探し

次に向かったのは御影石が連なる一角。そこにロックワラビーという種類のカンガルーの一種であるワラビーが生息している。餌付けが可能で、このツアーのメインの一つでもある。

Photo_7掌にエサを乗せ、ロックワラビーに向けて差し出すと、近寄って来て、エサを食べ始める。お腹の空いていないロックワラビーは無視するが、ほとんどのロックワラビーは食べてくれる。そのかわいらしいこと。爪は伸びているので、摑まれると痛いのだが、愛くるしい目に痛さも忘れる。一匹連れて帰りたい。

この場からの帰り道、ガイドのマイケルさんが、バスを急停止させ、突然走り出した。何、何、何?と思っていたところへ、帰って来たマイケルさん。手にはエリマキトカゲをぶら下げていた。ひょへ~!

Photo_9  

 

 

 

 

 

 

驚きのあまり、Photoピントがエリマキトカゲではなく、マイケルさんに合ってしまった。興奮して空中で騒ぎまくるエリマキトカゲ。一時期大ブームを巻き起こしたが、今はパッタリ。でも、こんなに間近で見られるなんて!観察後は、木に返却。元気でね。

雄大な草原地帯やサトウキビ畑の中をバスは行く。途中、黒オウム白オウムの群れ、笑いカワセミなどの野鳥をバス車内から観察。ある有名ファーストフードショップ所有の牧場を左右に眺めながら、バスは次の目的地へ向けてひた走る。

太陽が西に姿を隠そうとするころ、カーテンフィグツリーと名前の付いた、植物界の殺し屋の異名を持つイチジクの樹を観賞。人の背丈の3倍以上はあろうかという大樹。一本の樹が倒れ、その倒れ掛かられた樹ごと成長したという代物で、観光名所になっている。植物は人間より寿命が長いことをつくづくと考えさせられた。Photo_2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 
次に、夕食場所至近の河原で、オーストラリアきっての珍獣と言われるカモノハシ探し。カモノハシは物音に敏感で、足音を立てるだけでも姿を隠してしまうと言われ、ガイドさんからは話し声・物音はさせないようにと注意を促され、みんなで河原へ。双眼鏡を覗きながら川岸を目を皿のようにして探すもなかなか現れない珍獣。ガイドさんが見つけた時には、何かの物音でポチャン!という空しい音だけを残し、川底へと潜ってしまった。平たいくちばしが特徴的なカモノハシ。神経質で怖がりな動物のようだ。

夕食はオージービーフがメインのバーべキュー。日本ではバーベキューなんてしないけど、異国だとそれも楽しい。森の中だというシチュエーションも食欲が出る一因。

Bbq2前菜のようにクロコダイル、カンガルーの焼肉がテーブルに。一人ずつ、鉄板上に焼き上がったビーフ、キチン、ソーセージをよそってもらい、各自サラダやパンをよそう。合理的。ここでも一期一会の方々と和気藹々とした楽しいひと時を楽しむことができた。赤・白ワインも手伝ってか、みんな口がフル稼働。おしゃべりに食事に、大忙し。

食事場所に、ポッサムという目のクリクリした小型動物たちが遊びに来てくれた。またそれがかわいいのなんの。上手に小さな両手を使ってエサを支えて食べる。食べ物がなくなると、キョロキョロして、木から木へ動き回る。動きもすばしっこい。人間に飛びついたり、引っかいたりすることはないので、かなり至近距離から観察できる。人に慣れている野生動物。いいのかな?

Photo_3Photo_5  

 

 

 
懐中電灯を持って、森の中探検。真っ暗な森の中は一人では怖い。みんなと一緒なら肝試しっぽくてワクワク・ドキドキ。

 

南十字星に願いを込めて

森からいきなり目の前が開けた。広場に出たのだ。真上には、零れ落ちてくるのではないかと思うほどのあまたの星々がきらめいていた。みんなの口から、「うわぁ!」という感嘆のつぶやきと息が一斉にこぼれた。

昨春、夫と波照間島で見ることが叶わなかった南十字星。ここではハッキリ4つの星、全てを目にすることができた。夫と一緒に見たかったのが本音。以前、「君と一緒に南十字星が見たい」と夫が言っていたことがあったから。いつかどこかで叶うといいな。

25日は新月だったので、月が出ていなかった。そのせいもあって、余計星がたくさん見えたのだろう。人生で一番多くの星を見た夜だったのではないか。短く尾を引いた流れ星も見えた。オリオン座は日本で見るより大きい。オリオン座の中に位置する星々も見えた。天の川が、この上なくロマンチックにうっすらと白くたなびいている夜空。いつまでもいつまでも見ていたかった。

バスでの帰路、窓ガラス越しオリオン座と南十字星を確認できた。私の乗ったバスを追いかけてくるかのようについて来る。星座との追いかけっこも楽しい。今夜はいい夢が見られそう。

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コメント

こんにちは。

サプライズ続きの素晴らしい旅でしたね。

南十字星、僕も見てみたいです。

投稿: ぞう | 2009年5月 5日 (火) 16時08分

 わあ、盛り沢山の探検でしたね。私もアリ塚とカモノハシと、満天の星空が見たいです。カーテンフィグツリーも見事でした。

投稿: fkmamiko | 2009年5月 5日 (火) 21時10分

ぴろろさん、こんにちわ。
アリ食べたんですか Σ(゚д゚;)
やはり日常と違う世界に行くと、普段しないこととかできるんですね~。
エリマキトカゲは懐かしく感じましたが、きっとオーストラリアでは普通にいるトカゲなのでしょう。

投稿: Aza | 2009年5月 6日 (水) 11時18分

ぎゃー、盛りだくさん
アリは食べたことないですが、たしか蟻酸があまいなんて誰かが言ってましたが、あれはたしか有毒性で代謝が悪く失明とかなったりって・・・。忘れました。全てのアリ(蜂科)にあるわけではないそうです。
ワラビーはちっちゃくってかわゆいです!そのままの勢いで次の画像見てびっくり!エリマキトカゲ!
以前流行したのを思い出します、日本のあの当時の過熱ぶりは異常だったと思うほど、いまでもメディアが時折熱くなりすぎますからそういうものは記憶にあります。ちなみに友達が押すとぺたぺた走るエリマキトカゲのおもちゃをもっていました。
マイケルさん、いいっすね!

ポッサムちゃん!これ、NZではこういわれました。
「車運転していてポッサムを見かけたら轢け!」
なんとも恐ろしい文句ですが、生き物の楽園であったNZは外来種によってかなりの絶滅種がいます。ポッサムちゃんは毛皮だったり何だったりで増えすぎたみたいですね。オーストラリアでは違いますよってガイドが言ってましたから、あっと思い出しました!
サザンクロス、見たかったなぁ!僕はチャンスがありませんでした。同じ名前の日本食料理店もありましたが、せっかく外に着たのですから入りませんでした^^;

投稿: Laylack | 2009年5月 6日 (水) 13時15分

毎日、夢のような日々でした。4泊6日で、いろいろなことがありすぎでした。凝縮されすぎの6日間でした。日程としては、まだ記事にしていない日がもう一日あります。全日、好天に恵まれたので朝から夜まで出かけていました。私のどこにそんなエネルギーがあったのか!自分でも驚きです。まだまだ若いかなって。
日本では4つとも見えるのは波照間島くらい。南十字星、なぜか憧れますね。

投稿: ぞうさんへ | 2009年5月 6日 (水) 16時09分

短い日程で詰め込みすぎの6日間でした。記事にするにも、一日をいくつにもわけなければならないくらい。
アリが食べられるなんて!食用アリもいるんですね。そう言えば、以前、何かのテレビ番組でアリが入ったスープを見たことがあります。絶対そんなの口にできない!と思っていたのですが、いやはや…。その場の雰囲気には弱いですね。
カモノハシ、日本にはいないのでしょうか?知らない動物ではないので、どこかの動物園に展示されているのかもしれませんね。私も水しぶきしか見られなかったので、ぜひ見たいです。哺乳類なのに、卵を産むんですよ。珍しいですよね。
南十字星じゃなくても、満天の星空は見事です。天の川、東京では見えませんもの。自然による感動は心の奥深くに残るものです。

投稿: fkmamikoさんへ | 2009年5月 6日 (水) 16時33分

こんにちは。
アリ、食べましたよ~。食用アリということで、食べられるみたいなんです。でも、その場の雰囲気に流されちゃったところもありますね。日本にいたら、いくら食用でも口にしなかったでしょう。プチッと感がありました。想像しないようにしていました
懐かしいエリマキトカゲ。視力が相当良くないとチラチラ草の陰から見えるエリマキトカゲは見つけられないはず。マイケルさん、かなりの視力の良さ。トカゲと言ってもかなりの大きさでしたね。それを素手で捕まえるのですから、ビックリです。
エリマキトカゲはオーストラリアやニューギニア辺りに棲んでいるようです。

投稿: Azaさんへ | 2009年5月 6日 (水) 16時53分

有毒のアリもいるんですね。私たちが口にしたのは食用のアリです。今、生きているので、有毒ではなかったみたいです。緑色をしたアリ食べたと、この日午前中からのツアー参加者はおっしゃっていました。酸っぱかったとか。アリ、食べ放題もまんざら嘘ではありません
ロックワラビーはめちゃくちゃかわいいです!自分のてのひらに乗せたエサを食べてくれるんですから、飼いロックワラビーのようでした。
エリマキトカゲにはビックリです。このツアーは、当日何の野生動物に出会えるかわからないため、ツアー名にどきどき野生動物探検ツアーと魅惑的な名前が付いています。エリマキトカゲはマイケルさんが偶然見つけて捕まえたので、私たちはラッキーでした。
ポッサムはニュージーランドでは外来種に当たるんですね。それは、何とも喜ばしくない動物です。ここでも餌付けされていたので、野生とは言え、飼われているようなものでした。ちっちゃな手でエサをつかんで食べる仕草がかわいかったです。食欲旺盛でした。だから、先に食事をしてからポッサムと遊ぶようにとマイケルさんから注意を促されました。そうじゃないと、ポッサムが私たちのエサを横取りしてしまうからなんだとか。
海外で日本料理。私も食べません。だって、帰国したらいくらでも(嫌でも)食べるわけですからね。せっかくですから、その土地のお料理をいただきたいですよね。今回もオーストラリア料理を堪能しました。最後の晩餐もオーストラリアならではの食材をいただきました。写真、うまく撮れているかな?お楽しみに。
南十字星、なぜこんなにも憧れの星座になっているのでしょう?オリオン座なら、冬になれば、大抵の地域から見られるのに。簡単に見られないところが、いいんでしょうか  天の川の美しさも心に焼き付いています。

投稿: Laylackさんへ | 2009年5月 6日 (水) 17時18分

ぴろろさん、こんにちは。

充実したオーストラリア旅行ですね。
日本ではお目にかかれない
珍しいもののオンパレードで
見てるこっちも楽しませてもらいました。(^^)

雄大な自然の中で最高のストレス発散ですね。
ホントにうらやましい。
う~ん、バーべキューの美味しそうな
匂いがしてきそう..(^^;

投稿: ケセラセラ | 2009年5月 7日 (木) 17時17分

ケセラセラさん、こんばんは。
こんなにも珍しい動物がいるのかと、ずっと興奮しっ放しでした。カンガルーは初めて見たんじゃないかな?こちろんコアラも。ロックワラビーにエサを掌に乗せて、あげられるのがよかったです。動物って、本当にかわいい。癒やされます
熱気球もグレートバリアリーフ遊覧飛行も外国のインターネットカフェも、一人ショッピングも貴重な経験でした。一人海外は今回で5回目。行って来るたびに、少し強くなっている自分に気づきます。英語が話せなくても、チャレンジ精神だけは失いたくないです。
素晴らしい大自然に心が深呼吸した感じでした。またまた海外旅行に火がつきそうです。

投稿: ケセラセラさんへ | 2009年5月 7日 (木) 20時43分

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