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2008年11月21日 (金)

日本大通り周辺散策2 ~赤い靴物語~

♪赤い靴 はいてた 女の子 

こんな歌詞で始まる童謡『赤い靴』をご存知の方は多いだろう。私も幼稚園か小学校かで習ったのだろうか、歌える童謡の一つだ。

子どものころは「異人さん」の意味がわからずに歌っていた。それがいつだったか、外国人のことだと知ったのは。小さな女の子が、青い目をした外国人の男性に手を引かれて、港から船に乗り込む光景を思い浮かべるようになった。悲しげな曲調から、女の子の行く末を案じずにはいられなかった。

この赤い靴の銅像が、横浜にある。散策中に偶然、その前を通った。なんとなくこの辺にあるのだろうと知ってはいたが、この日は、突然、目の前に現れた感じだった。体育座りをしている小さな女の子の像は、寂しげに横浜港の方を見つめている。

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Blog仲間であるHiroさんのBlogに、この女の子の像の記事があった。Hiroさんはカメラの腕が素晴らしく、私の憧れの方である。彼のような写真が撮りたいと思っているのだが、少しレッスンすれば追いつくといった代物ではない。Hiroさんのお写真は、すごいのだ。本物なのだ。全てのお写真、ポストカードになればいいのに…と、いつも思っている。

ご本人の許可も得たので、HiroさんのBlogをご紹介。素敵なHiroさんの世界をご堪能ください。
Hiro's 写真館 http://sh.cocolog-nifty.com/

赤い靴の像に関して調べたら、現在、静岡市日本平、東京麻布十番、北海道留寿都村と横浜の山下公園の4ヶ所あるのだそう。麻布十番は知っていたが、それ以外にもあったとは。この少女のことを調べると、実際にあった悲話へとたどり着く。 

そして、横浜のこの一帯には“あかいくつ号”なるバスも走っている。これがかわいいのなんの。車体は赤く、レトロ感が開港当時を忍ばせてくれる。しかも、運賃は、一回の乗車につき100円なのだ。

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港町横浜らしさを感じるアイテムは、マンホールや記念碑だけではない。日本大通り周辺の歩道に、オシャレなイラストが描かれたタイルを目にすることができる。

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外国人墓地、馬車、船、美しい三塔で有名な神奈川県庁(キング)、横浜税関(クィーン)、横浜市開港記念会館(ジャック)など、横浜ゆかりのイラスト。掲載した写真以外にもたくさんあった。こんなふうに、さりげなく街並を飾る粋な計らいも、横浜の魅力の一つなのだろう。散策するたびに、何かを発見していく楽しさがある。

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コメント

 「赤い靴」 の像、山下公園では見たことがありましたが、あちこちにあるとは知りませんでした。特に日本平は夫の実家の近くです。
 タイルのイラストも素敵です。「さりげなく街並を飾る粋な計らい」 を本当に感じますね。

投稿: fkmamiko | 2008年11月21日 (金) 18時14分

その女の子だったか、連れて行った人だったか忘れましたが、ちょっと前に亡くなったとニュースでやっていたのを思い出しました。
タイルも素晴らしい!
今日は偶然消火栓の蓋を見つけたんですが、消防署の絵が描かれていました。消火栓なのにぴろろさんを思い浮かべましたよ^^
名古屋にもタイルってあるのかな?
僕は街を歩くことはないですが、ちょっと気をつけてみようと思います。
きしめんとかあるのかなw

投稿: Laylack | 2008年11月21日 (金) 20時25分

おはようございます。

みなとみらい線が出来、日本大通り界隈も行きやすくなりました。是非寄りたい場所のひとつです。

過去の自分の記事を検索したら前回の訪問から2年余りがたっていました。

投稿: ぞう | 2008年11月22日 (土) 04時43分

実は日本平に主人との思い出があります。付き合い始めたころ、初めてドライブしたのが清水市(現・静岡市)周辺だったのです。ちびまる子ちゃんのふるさとだぁなんて、はしゃいでいたことを思い出しました。
赤い靴の像が4ヶ所もあるのは、童謡『赤い靴』の歌詞の元になったお話が、人々の心を打つ悲話だったことによるのかもしれません。
横浜にちなんだオシャレなタイルが埋め込まれているのは、観光地ならではgoodアイデアですね。横浜市は財源も豊富なのかしら。

投稿: fkmamikoさんへ | 2008年11月22日 (土) 12時50分

赤い靴をはいていた女の子は実在の人物だったのですよね。切ない気持ちになりました。ちょっと調べた資料によりますと、この少女は明治44年に、少女の母親は昭和23年に亡くなったのだそうです。作詞者の野口雨情も、このころの人のようです。「赤い靴」はこの童謡だけではなく、映画、小説、童話などのタイトルにもなっているそうです(それぞれ作者が違います)。
名古屋もタイルのような飾りがあってもおかしくないですね。特徴的なシンボルが多い都市ですから。駅前もキレイですね。
街歩きをなさらないLaylackさんは、名古屋にあるマンホールの蓋のデザインはご存知なのですか?2~3種類あるようですが…。
消火栓の蓋も面白いデザインですよね。私の住む都市の消火栓の蓋は、色合いがとてもカラフルです。これも都市ごとに違うんでしょうか?

投稿: Laylackさんへ | 2008年11月22日 (土) 13時08分

ぞうさん、こんにちは。秋晴れとなった今日は、どちらにお出かけですか?
横浜に行かれたのは、ほんの二年前なのですね。私もよく足を運んでいたころですから、どこかですれ違っていたかもしれませんね。そう思うと不思議です。知っているようで、知らない者同士なのですね。
みなとみらい線の開通で、中華街へ行きやすくなりました。私たちが挙式した会場もみなとみらい線のおかげで、駅から徒歩1分という立地でした。ゲストにも来ていただきやすかったです。

投稿: ぞうさんへ | 2008年11月22日 (土) 13時52分

こんにちわ。
今日もぴろろさんのブログで少し旅気分です。
バスがいいですね。レトロな作りがいいなぁって思ってアップ画像にすると、"あかいくつ"と書いてあって、またビックリ(^^)
街並みとのマッチングも良いようで。
横浜は少しレトロな和洋折衷の街なのでしょうか。写真を見てると、神戸の三宮や元町を思い出します。
僕はそんな街並みが大好きです。何故でしょうね。

投稿: Aza | 2008年11月22日 (土) 14時21分

Azaさん、こんにちは。
あかいくつ号のレトロ感は、横浜の新旧のバランスが良い街並みに、とてもマッチしています。こういうバスを走らせていることも、観光客を喜ばせてくれる一つであり、リピーターを増やす要因でもありますね。
三宮って神戸でしたかしら?大学の卒業旅行が大阪と神戸で、一度だけ訪れたことがあります。横浜も神戸も、港町といった意味では、街並みが似ていると思います。どちらも外国人居留地がありましたし、坂もありますね。
横浜は人口360万人を超えた、日本一人口の多い都市です。主人の出身県である三重県の人口の二倍の数になります。近代的な街並みのところが多いと思います。馬車道や関内(日本大通り)などは、歴史ある建物を市認定歴史的建造物群として保護しているようですが、基礎部分は残しても、上部はミラーガラスをはめ込んだ近代的な超高層ビルだったりします。横浜万博が行なわれていた“みなとみらい21地区”は、高層ビル群が林立していて、港の美しい景観をさらにパワーアップさせています。夜のイルミネーションは、息を飲むほどの美観です。神戸ポートアイランドのような感じでしょうか。
ちなみに横浜にも、横浜元町という電柱のないオシャレなショッピングストリートがあります。景観もさることながら、横浜ブランドのショップが目を惹きます。
私も横浜の持つこういった港町の雰囲気、大好きです。特に夜の横浜は、これからの時季に訪れたくなります。

投稿: Azaさんへ | 2008年11月22日 (土) 15時19分

昨年、日本平の二人の像の前に立ちました。説明を聞き、きみちゃんとお母さんは まさにこうであったろうなと・・・・目頭が熱くなった記憶がよみがえって来ました。
その経緯はかずかずのHPにも載っていますので割愛しますが像の前に基金が手向けられていました。
想い出のアルバム紐解くきっかけをありがとう。

投稿: ふれあい家族 | 2008年11月22日 (土) 20時18分

ふれあい家族さん、おはようございます。
岩崎かよさんときみちゃんのお話、切ないですね。不治の病であった結核も、今では完治する病気。医学の進歩には目を見張るものがあります。
日本平にある赤い靴の像は親子の像なのですね。横浜の山下公園にある像は、写真のように少女一人だけです。だから、なおのこと、港方面を見つけている少女が、寂しげに私たちの目に映るのですね。日本平はお母さんと一緒ですから、安らかな微笑みでも浮かべているのでしょうか。
北海道と東京にあるという像も、どんな像なのか気になります。せめて、日本平のように、二人一緒にいたころの像であればと思います。

投稿: ふれあい家族さんへ | 2008年11月23日 (日) 08時35分

こんにちわ。

忙しくてお礼が遅くなりごめんなさい。
ブログを紹介いただきありがとうございます。
自分のブログを紹介されたのは初めてでうれしく思います。これからもよろしくお願いします。

自分もまだまだ横浜で知らない素敵なものがたくさんあると思いますので、いろいろ探してみたいと思います。

では。

投稿: Hiro | 2008年11月26日 (水) 16時07分

Hiroさん、こんばんは
コメントをありがとうございます。私も、どなたかのBlogを、自分のBlogでご紹介するのは初めてです。
HiroさんのBlogは、優しくて、どこか懐古的な雰囲気が漂う、独特な世界を醸し出していると思います。私も横浜は、全く知らない土地ではないので(主人に言わせると“地元”と言っていいそうです)、楽しさも倍増といったところだと思います。
これからも、いい作品を楽しみにしています。

投稿: Hiroさんへ | 2008年11月26日 (水) 17時41分

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