秋の軽井沢1 ~メルヘンの世界~
メルヘンの森へようこそ
日帰りで軽井沢へ行って来た。東京駅から長野新幹線を利用すれば、約90分の距離だ。十分、日帰りで楽しめることを知った。
今回の旅行は大学時代の友人たちと。一泊できる人・できない人に分かれたが、一年ぶりに顔を揃えるメンバーと、旧交を温め合った。
軽井沢駅に降り立った時に目に着いたのが、改札口の目の前にある出口案内板。というか、案内板の右上に表示されている現在の気温だった。みんなで口を揃えて「え~、3℃~!」。ホームに降りた瞬間よりも、寒さが増した気がした。人間、情報を認識してしまうと、自分をだませなくなるものだ。知らない方が良かったかも。
秋の軽井沢。地元のタクシーの運転手さんは、「紅葉を見るんだったら、ちょっとばかり遅いよ」と。確かに落ち葉がいっぱい。しかし、地元の紅葉が始まったばかりで、まだ見ごろを迎えていない私たちにとっては、十分に秋景色を満喫できるというもの。
まず最初に訪れたのは、塩沢湖畔に佇む絵本の森美術館。木々の間を散策できるように、ゆったりといくつかの展示室やアトリエなどが点在している。
次に訪れたのはエルツおもちゃ博物館。この博物館は私も大好きで、前回訪れた時、展示品の数々にウットリしたものだった。
展示されているのは、ドイツのエルツ地方に伝わる“伝統的木工工芸おもちゃ”で、
ここは日本では唯一の専門博物館なのだそう。マイスターと呼ばれる技術者たちが手作りする作品はどれも質が高く、芸術作品そのもの。木が持っている素朴な風合いが生かされ、人々を優しい気持ちにさせてくれる。くるみ割り人形にパイプ人形、ミニチュア人形、クリスマスピラミッドなど、どれもがかわいく、訪れるたびに一つ欲しいと必ず思う。
一面の赤
燃えるような真っ赤なモミジが、印象的だったのは、軽井沢駅からもほど近い観光スポット雲場池。一週間ほど前に、散策中だった女性が後ろから子熊に襲われ怪我をしたというニュースを見た。熊は冬眠直前だから、食べ物を探し回っているのかもしれない。入口付近に熊への注意を促す看板も立てられていた。
池のほとりは小道になっており、一周が約20分ほど。池のほとりにあるレストランで昼食を終えて、軽井沢銀座へ向かいながら、池のほとりを散策。息の飲むほどの絶景が続いていた。
なかなか見ごたえのある雲場池は、右を向いても左を向いても、とても風情があり、一人ならもっとゆっくり時間をかけて散策したい場所であった。写真も、池のほとりのものが一番多かった。
塩沢湖畔と異なり、軽井沢銀座は、大勢の観光客で賑わっていた。軽井沢を訪れたら寄らずにはいられない通りでもある。
軽井沢と言えば、教会がたくさんあるようなイメージ。この日、唯一見かけた教会は、この軽井沢銀座にある軽井沢教会だけだったが、木造の教会は高原にふさわしく、かわいらしさを備えていた。
通りの両サイドには、人気のショップがズラリと並んでいる。先日訪れた、鎌倉の小町通りに似ている。同じお店も多い。信州ならでは商品に目移りしてしまう。リンゴややまももなどのフルーツのジャムをはじめ、はちみつ、取れたて野菜、ソフトクリーム、野沢菜などなど。その中でも、一際、私のこことをつかんだ商品があった。
それは、そばのパスタである。見慣れない言葉に惹かれ、つい店内へ。そば粉を使ったスパゲッティやショートパスタが入口にドンと置かれていた。ショートパスタを一つとパスタソースを購入。グラタンにしてみようかと考え中。
マンホールの蓋も、もちろんチェック!白樺林に浅間山がデザインされた、軽井沢では身近な風景の、カラフルタイプのものだった。
駅前のホテルでお茶をし、軽井沢をあとにした。新幹線乗車5分前に買った夫へのお土産は黒糖まんじゅう。時間がなかった割には、選択は正解だった。
友だちと別れた後、急に夫が恋しくなった。彼はバイク店巡りと近くの温泉施設で日ごろの疲れを癒して、妻不在の一日を過ごすと言っていた。夕食は、待ち合わせて外食の予定。往路はあんなに速いと思った長野新幹線も、一人で乗車すると、復路はのろく感じる。人間は勝手だ。
夫からの「君がいないと限りなく退屈でバイク巡りも終わり一旦帰ってきた…」というメールに、ちょっと頬を軽井沢で見た紅葉のように染めながら、待ち合わせ場所へ急いだのだった。
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コメント
秋の軽井沢、私も「さむ~い」 印象が残っています。
ここのマンホール蓋もきれいですねー。
雲場池は人に薦められて行ったことがあります。紅葉も素敵ですね。
投稿: fkmamiko | 2008年11月11日 (火) 20時05分
秋の一日、軽井沢もほんのり暖かい空気に包まれたのかもしれませんね^^
すばらしいです。とてもよいスゴされ方をしたんですね、羨ましいです。
軽井沢とはテレビでしか拝見したことがないですが、避暑地、高級、皇族といった言葉を連想するほど自分にはなじみがありません。
マンホールもここまでくると作品ですね。きれいなオブジェになっています。海外のモノといっても差し支えない感じですね。
旦那様、巡ってみてお目当ての見たのでしょうか?意外と大変ですから疲れたかもしれません。
待ち合わせた場所では、寒さも吹き飛んだのではなんて一人で想像してしまいました。
投稿: Laylack | 2008年11月11日 (火) 21時43分
またコメントを残したくなるようなブログだったのでお邪魔しちゃいました。軽井沢は学生の頃、年に数十回出かけた街なので想い出深い所です。昼はサイクリングと南軽でテニス、夜は北軽のバンガローが夏の定番でしたね。雲場池、白糸の滝、レイクニュータウンなども思い出いっぱいの場所です。自分ごとになってしまうので沢山は語れませんが、目隠しをしても歩けた街です。最近は随分様変わりしてしまいましたね。懐かしかったです。ありがとうございました。
投稿: You | 2008年11月12日 (水) 12時58分
こんばんわ。
サンタさんの切り株がかわいいですね。
真紅とでも言いましょうか、モミジ。あんな色のモミジは初めて見ました。綺麗ですね。
最近忙しいので、たまには自然のなかでのんびりしたい気分です。
投稿: Aza | 2008年11月13日 (木) 00時02分
きれいですねー紅葉!素敵ですねーダンナ様の愛情表現!!
軽井沢というと、私達が学生の頃は新幹線などなくて、いつも横川の駅で短い停車時間中に、おぎのやの釜飯を買いにダッシュした事が一番先に思い出されます。
会社に入ってからはテニスの合宿に行く為に軽自動車を運転し、碓氷峠で霧に包まれて半泣き状態だったあのドキドキも思い出します。
ロマンチックな思い出が無い…(ーー;)
今度は、ぴろろさんの辿ったような素敵な軽井沢を堪能してみたいですね、大人として♪
この週末は、晩秋の東京を飛び出して慶良間諸島に行ってきます!
初・沖縄ダイビング。でも一番の楽しみは、あの流れている空気に触れることですね。
投稿: banana chips | 2008年11月13日 (木) 01時10分
紅葉が見ごろを迎える秋真っ盛りの軽井沢は、コートが必要です。初夏や盛夏に避暑で訪れるイメージが強かったのですが、紅葉も美しかったです。寒ささえ乗り越えられれば、秋の軽井沢も乙なものですよ。
雲場池、燃えるような「赤」が、ホントに印象に残りました。南関東で見かけるモミジの「赤」とは、絶対に濃さが違います
投稿: fkmamikoさんへ | 2008年11月13日 (木) 18時46分
お返事が遅くなり、すみません。
軽井沢、今回で4回目です。前回は8年くらい前で、一人で訪れました。G.W.中で、4泊5日でしたね。今回と同じ場所に行きました。季節が異なるので、それぞれの風情ある軽井沢の自然が楽しめました。新緑眩しいころの高原は明るく華やいだ雰囲気にあふれ、紅葉シーズンはしっとりと大人の雰囲気が漂う街並みです。
皇族や高級なイメージをお持ちのようですが、散策していると、大きな別荘ばかりが建ち並ぶ区域に出たりします。犬の散歩をしている人は、そんな別荘族なのでしょう。ちょっと一味違った街ですね。
マンホールの蓋を見るために、旅行に行ったら、下を見て歩かなければならないですね。上も見たいし、下も見たいし…。
主人のバイク巡りですが、この日は2軒回ったそうなんです。両方とも小さな店で、これと言ってめぼしいバイクはなかったそうです。都会はバイク店も多いですが、主人の実家周辺と違って、一軒のお店の規模は小さいのかもしれません。買うのはすぐにではないので、時間ができた時に、また検討したいと思っています。
投稿: Laylackさんへ | 2008年11月13日 (木) 19時04分
コメント、ありがとうございます。
軽井沢はYouさんにとって、思い出深い街なのですね。私も学生時代に行きました。が、今までも4回ほどです。年に数十回とは、これまたすごいですね!ビックリです。それこそ別荘を買った方がお得だったのでは?
自転車で回るのが軽井沢の楽しみ方の一つではあるのですが、さすがに3℃だと、自転車はキツイです。もう、ひと月早ければ…。
私は高校生の時、星野温泉に泊まりました。高校のキャンプでした。宿泊施設から、当日誕生日の生徒へウェディングドレスのプレゼントがあったのが、とても印象に残っています。それが仲良しの友人だったからなおさらなのでしょう。あの日も秋でした。モミジを片手に友人たちと一緒に写真に収まっている17歳の私。いつの間にか、倍以上の年齢に達してしまいました
投稿: Youさんへ | 2008年11月13日 (木) 19時16分
Azaさんは、目の付けどころが他の方と違いますね。サンタの切り株に気づいてくださって、ありがとうございます。かわいいですよね、これ
平地で見るモミジと山のモミジの色が違うんでしょうか。私もこんなに真っ赤なモミジは初めて見たと思います。友人も驚いたようで、「こんなに赤いの~?」と言っていました。寒さが厳しい方が、色鮮やかになるのでしょうか。Azaさんのお住まいの方は、紅葉の名所が多いのでしょうね。観光客もこの時季は多そうですね。
心が疲れた時、自然の中に身を置くことをおススメいたします。持病がある人が、沖縄へ移住したら治ってしまった例がたくさんあります。本来、人間は、人工的なものの中で暮らすより、自然の中で暮らすようにできているのだと思います。果てしなく長い年月、自然の中で生きてきたのですから。自然のエネルギーは強大です。
投稿: Azaさんへ | 2008年11月13日 (木) 19時30分
コメントくださった時間が1:10。相変わらず、お忙しい毎日を過ごされていらっしゃるのでしょうか。心配になります。体調、崩しませんように。
)気取りで、湖畔散策や博物館巡りをしました。よく、「夢見る夢子ちゃん」と言われます。
高校のキャンプで訪れたのが最初の軽井沢だったと思います。宿泊施設から、当日誕生日の生徒にウェディングドレスがプレゼントされました。粋な計らいですね。友人がもらっていました。二回目は、北野武さんのカレーショップを探した思い出が。三回目は一人旅でしたので、それほどロマンチックでもありませんでした。でも、文学少女(少女という年齢ではなかったです
慶良間諸島ですか!!いいですね~。あっちは、ちょうどいい温度でしょうね。天気は曇天が多いのかな。とにもかくにも、脱日常。何もかも忘れてenjoyしてきてください。それから、ダイビングは、気をつけて楽しんできてくださいね。珊瑚がこれ以上、傷つかないこと、私も祈っています。
投稿: banana chipsさんへ | 2008年11月13日 (木) 19時41分