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2008年2月28日 (木)

夫婦同調

残業が多い夫。帰宅が夜の0時を過ぎることもある。まさに終電。片道1時間30分以上の通勤時間。往復で3時間越える。

「通勤に要するこの膨大な時間を、君のために使えたら、どれほどいいだろう」とメールをくれたのは、結婚したばかりのころだっただろうか。今でも、そう思ってくれているだろうか。

残業の多さから、夫の平日の睡眠時間は4~6時間程度。昼間、眠たくもなる。下車駅を乗り過ごすことがあっても仕方がない。

そんな睡眠不足の日々が続いていると、昼寝をしているはずの私まで、常に眠たい状態になるから不思議である。とは言っても、夫の出勤時には朝食の用意をし、お弁当を持たせ、送り出している。夫の帰宅時には、いくら遅くなろうとも、起きて待っていることにしている。温かい食事を用意して。

だから、私も一緒に睡眠不足になりそうではあるが、現在は専業主婦なので、昼間に睡眠不足を解消することができるのだ。そこが夫とは違うところ。なのに、である。

昼間、睡眠を取っても、眠いのは変わらない。それはまるで、眠さをこらえている夫の調子を感じてでもいるかのよう。私に夫の眠気が移ることで、彼の眠気が軽減されるなら、それもいいだろう。しかし、おそらくそうではない。体が同じ状態になっているのだ。

離れていても、夫婦で同じ体調、同じ状況でいるのは、神秘的ですらある。実際はそんなロマンチックなものではないのだろうが、そう思うのは本人たちの勝手。だから、そう思うことにした。

体内リズムが正しく働いていないだけなのかもしれないし、科学的に証明できる内容なのかもしれない。しかし、不思議に思った出来事は、他にもあった。

ひと月半ほど前に、フルーツの皮をむこうとして、左手親指を包丁で切ってしまった。かなり出血し、しばらく包丁が握れずにいた。しばらくして、夫が同じ指の同じ箇所を怪我した。会社で仕事中に負傷したらしい。まるっきり同じ箇所だったので、ビックリした。私よりひどい怪我ではなかったので、病院にも行かずに、私より先に治ってしまった。痛みを分かち合うかのように、同じ箇所を怪我するなんて…。

眠気や怪我といったマイナスの内容だったのは残念だが、“夫婦で同じ状態”に陥った、ちょっと謎めいた出来事であった。

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コメント

なんか、すごいですhappy02

投稿: みかん | 2008年2月28日 (木) 14時55分

素敵な旦那様ですねheart04「君のために使えたら」なんてうらやましいですheart04
ぴろろさんご夫婦はとても深い結びつきなんですね。いいな、いいな。

投稿: のり | 2008年2月28日 (木) 16時01分

みかんさん、こんばんは。
何か偶然が重なっただけなんだと思うのですが、怪我した箇所が同じだなんて、不思議な感じがぬぐえません。
みかんさん、ブログ、拝見しました。辛そうですね。ここで長々と私の考えを綴ることは控えますが、トンネルには必ず出口があるということ、覚えておいてください。人生、ずっとトンネルの中ではありませんよ。そして、あまり頑張り過ぎないでくださいね。3月8日、まずは元気になる第一歩を確実に踏み出しましょう。
ブログも、早くコメントが受け付けられるようになるといいですね。

投稿: みかんさんへ | 2008年2月28日 (木) 18時32分

のりさん、こんばんは。
主人は結構、歯が浮くようなことを平気な顔をして言います(メールで寄越します)。それを忘れまいとブログに公表してしまっています。えへへっ。本人は知らず~です。
結びつき、深いでしょうか。そうならいいのですが…。子どもがいなくて、二人きりの家族だからでしょうか。

投稿: のりさんへ | 2008年2月28日 (木) 19時09分

ぴろろさん、こんばんは。
ご夫婦で寝不足ですか。寝不足はいけません。美容にも健康にも。しかしご主人通勤に時間がかかるのは大変ですね。私もドアtoドアで片道やはり1時間半ですからよく分かります。満員電車内で立つのに嫌気がさして早朝出勤と相成りました。仕事もはかどるし、お勧めですよ。あ、でもお弁当作れないか。

投稿: あかり | 2008年2月28日 (木) 22時29分

synchronizeってやつですね。
んやぁ~、すごいですねlovely
不思議でありながら、いいなぁって思えますよ!
でも旦那様は大変ですね、僕とはエラい違いです。
あー、しんどいなぁって思っている自分はまだまだですね。

投稿: Laylack | 2008年2月28日 (木) 22時49分

あかりちゃん、こんにちは。
主人の仕事は一人でする仕事ではなく、機械オペレータなので、課のメンバー数人で一緒に機械を動かしているため、一人早朝出勤という奥の手が使えません。朝は始発電車のある駅から座っていくため、出勤時刻の実に2時間以上前に家を出ます。都会で会社勤めをするのは大変です。主人はどちらかと言えば地方出身者なので、通勤ラッシュは気の毒でなりません。
あかりちゃんは県外まで通っているんですよね。JR、一つ手前の駅からの乗車なら、始発電車もあるのに…。利用されている駅からだと、かなり早い時刻以外は確実に座れませんね。みな、毎日、戦っているんですね。

投稿: あかりちゃんへ | 2008年2月29日 (金) 13時36分

synchronize。英語は苦手なのでcoldsweats01 この言葉、初めて知りました。まさしく「同時に起こる」です。
学校で体調不良を起こした子どもの痛みを、家にいた母親が感じ取ったという報告は各国でされているようです。朝、普段と違う目や顔の色の違いを何気なくキャッチして、体調不良を言い当てるのではないかという研究者もいるようですが、見えない強いつながりがあるからと思いたいのは、私だけでしょうか?
今回のことも、怪我自体はもちろん嫌でしたが、同じ状態に陥ったことはちょっぴり嬉しかったです。親子のように強く結ばれているheart04感じがして。
Laylackさんは、通勤時間短いのですね。公共交通機関を利用されていないんでしたよね。残業なしで、早く帰れる日は、家族サービスをして差し上げてくださいね。でも、お仕事が体力仕事のようで、大変そうですね。お怪我のないように、気をつけてくださいね。

投稿: Laylackさんへ | 2008年2月29日 (金) 14時09分

私がうつになって2~3年の頃、夫が「あーこれがひどくなったらうつになるんだなーって、うつの人の気持ちがわかった」と言った時期がありました。ひどくはならずに、今は私の気持ちを理解しながら自分は元気にしています。
知り合いの心療内科の先生に聞いた話では、夫婦の1人がうつになったあと、もう1人もうつになることがあって、ご夫婦でうつの方が何組かいらっしゃるのだそうです。
夫婦同調って本当なんだなーと、このことを思い出しました。私としては、夫までうつにならなくて本当に良かったですが。

投稿: fkmamiko | 2008年2月29日 (金) 14時36分

ご夫婦でうつの病と闘っている方々がいらっしゃるんですね。うちも一人がうつを患ったら、もう一人も必ずそうなりそうです。二人とも楽天的な考えの持ち主ではないので、精神的に傷つきやすく、立ち直りも遅いです。
詳しくうつ病を知っているわけではありませんが、皆さん、長く患っているのですね。fkmamikoさんやドナルドさんのブログで知りました。病気のことを知らない私ができるアドバイスなんてないのでしょうが、治そうと無理をなさらずに、上手に付き合っていこうという気楽さを持たれた方がいいのかな…なんて思います。
ご家族の皆様が、fkmamikoさんのご病気を理解されていることが何よりです。

投稿: fkmamikoさんへ | 2008年2月29日 (金) 15時49分

常に起きて帰りを待っているなんてすごいですね。真似できないです。
彼の仕事が忙しいのわかるし、少しでも疲れを取ってあげたいと思いますが、ぐっすり眠って帰りを待っていますね、私は。
ぴろろさんと同じように私も彼の生活に合わせていたら睡眠不足になってしまい、イライラをぶつけてしまいそうになったことがありました。

だんなさんも、そんなぴろろさんの思いを理解してくれてるんですね。

投稿: プリン | 2008年3月 2日 (日) 18時12分

プリンさん、おはようございます。
勤務の不規則だった父の帰りを母はいつも起きて待っていました。父は仕事柄、夜中に帰宅することもあれば、朝方に帰宅することもありました。早朝出勤の日ももちろんありました。父より早く起きて、父より遅く寝る母。私が成人するくらいまでは、母の寝ている姿は見たことがなかったですね。さすがに年を重ねるにつれて、最近では疲れやすくなったのか、昼寝をすることもあるようですが…。そんな母の姿を見て育ったので、私も主人には同じようにして送り出し、迎えてあげたいと思っています。嫁ぐ時、母に「朝、寝ながら行ってらっしゃいと夫を送り出すことだけはしないように」と言われました。そんなこと、言われなくてもそうすると心の中で思ったものです。
主人も残業で遅くなる日は、「先に休んでください」と必ずメールをくれますが、遅くなればなるほど、私ができることはやってあげて、少しでも早く寝てもらおうと世話をやきたくなってしまうんですよね。
もちろん、私自身、みんな絶対そうすべきだと思っているわけではありません。それぞれのスタイルでいいと思います。プリンさんはプリンさんの生活スタイルを守られていいと思いますよ。イライラしてケンカに発展しては大変ですもの。

投稿: プリンさんへ | 2008年3月 3日 (月) 07時43分

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