アロハな結婚披露パーティー
大学を卒業してすぐに就職した職場の同僚A子の結婚披露パーティーに出席した。式は親族のみですでに行われており、この日は披露パーティーのみだった。パーティーは潮騒が聴こえてきそうな海の近くのハワイアン調のレストランで行われた。
会場にはアルカヤシやフェニックスなどの観葉植物が置かれていた。入口には結婚式の写真を使ったウェルカムボード、ハワイ雑貨をあしらったトイレ、木の食器、アロハシャツを着たスタッフ…。すべてがハワイ!南国ムード満点の会場は、パーティーが始まる前から陽気な空気が漂っていた。
新郎新婦はアロハシャツ姿で登場した。二人とも似合っていた。馴れ初めや自己紹介などは省かれ、二人共通の職場の上司の簡単なスピーチの後、乾杯となった。シャンパンにはデンファレの花びらが浮かんでいた。気の利いた演出だ。
料理はもちろんハワイ料理。シェフから料理の説明があった。ココヤシの葉で包まれたキチンやポキ、サーモンなどが所狭しと並べられた。ソフトドリンクもマンゴージュースやトロピカルアイスティーなど、ハワイを意識したメニューリストになっていた。珍しい料理はどれもこれもおいしく、英語が飛び交ってさえいれば、本当にハワイにいるかのようだった。
余興には歌や踊りが披露された。自作の曲をプレゼントした友人もいた。新鮮な歌詞に感動した。
「♪ケンカする時があっても、やはり好き」
ブーケは新婦の友人に手渡された。仲良しの友人で唯一未婚だという女性らしい。二人の目には涙が光っていた。ブーケをもらった女性は、新婦の幸せに包まれ、きっと幸せな結婚ができることだろう。私自身も友人にブーケを披露宴の最中に渡した。彼女も涙ぐんでいた。それにつられ、私も目が潤んでしまった。このような一瞬が、印象的な披露宴を飾るのかもしれない。
二人の固く結ばれた絆に乾杯♪
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