中古マンション5回目の内見
今日は2軒のマンションの内見へ行った。事前の資料では、どちらもまあまあの条件なので、判断は見てからとなりそうだ。どちらも契約までたどりつけるかどうかもわからない。
- Aマンション…築28年、希望地に建つ、駅から徒歩15分、2390万円、4階、最上階角部屋、準工業地域
- Bマンション…築12年、希望地ではなく駅は2駅先となる、駅から徒歩3分、2800万円、6階、第1種中高層住宅専用地域
どちらも間取りは3LDKで、広さも同じくらい。Aマンションは外廊下から海が臨めるが、Bマンションではリビングから海が臨める。価格の違いは築年数の違いだろうか?
不動産会社の担当者が家まで迎えに来てくれたので、車に乗り込み早速、Bマンションに出向いた。
奥様と5歳くらいの女児が出迎えてくれた。3LDKとしては一般的な間取りで、真ん中にのびている廊下の左右に部屋があり、突き当りがリビングとなっていた。
ただ、玄関を入り、廊下を歩いてリビングに踏み入れるか否かの辺りで、正面に広がる青い海に心を奪われてしまった。夫も「おお~!」と感嘆の声を上げている。それくらい、オーシャンビューと言える借景が素晴らしかった。
各部屋は決しても広くはないので、持参したメジャーで、ベッドや洗濯機などが置けるか、測ったり、キッチンの使いやすさなどをチェックさせてもらった。
私が一番気になるのは騒音の問題である。上下階も左右に隣戸もあるので、奥様に尋ねた。「上階から重量感のある音はたまに聞こえるけれど、左右に関しては全く聞こえない」とのことだった。近隣には公園や小・中学校もあるので、それらから聞こえてくる音も気になったが、奥様は気にならないということだった。だからと言って、騒音に関しては個人差が大きいので、安心というわけではない。入居してみなければなかなかわかりづらいものである。
リビングとその隣の和室からは太陽の光が差し込み、暖かい。景色も良い。郊外ののどかな雰囲気の漂う街だからこその静けさもあるように思われた。
次にAマンションへ向かった。こちらも奥様が出迎えてくれた。
最上階なので上階からの音が気にならない点はクリアだが、マンションの駐車場に面する角部屋だった。ベランダが北西に向いているので、冬場の洗濯物の乾きが気になるところ。
海は近いが、部屋からノンビリ眺められるということはない。リビングからは、一戸建てや高層マンション、スーパーの立体駐車場が見えた。
寝室になるだろうと思われる部屋にベッドが置きにくいことがわかり、私としてはこの時点でAマンションの購入は消えた。希望している地だっただけに、残念だが、入居してからの生活を想像できなかった。
また、第一候補に挙げていたマンションがすぐ近くに見えるので、毎日「あのマンションに住めなかった」という卑屈な思いをしながら生活していくことも避けたかった。
夜、早速夫と話し合いの時間を持った。夫は正直「価格の安いAマンションがいいなぁ」と言った。私は絶対Bマンションである。ああだこうだと検討していくうちに、夫もBマンションへと傾いてきた。価格と地域の希望を除けば、Bマンションの方がいいらしい。
インターネットで、銀行のホームページにある返済額のシミュレーションをしてみた。価格の高いBマンションで検討。管理費と修繕費を加えると、現在の家賃より1万円高い支払いとなることがわかった。私も扶養の範囲内で働こうと思っているので、現在より少しは収入が増える見込み。払えない額ではないと思う。
しばらくBマンションのことで悩みそうである。
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