崖っぷち犬の飼い主
昨年、徳島県で“小犬が崖から降りられなくなって○日”といったニュースがありました。どんな状態であんな高い崖に登ったのか、不思議でした。もともとやせている犬のようでしたが、数日間何も飲まず食わずで崖の中ほどにいたので、テレビを通して見る犬は次第に元気がなくなっているように見えました。網とネットを使って救出された映像を見た時は、ホッとしたものでした。
その犬の飼い主を募集したところ、11名の応募者があったとか。今朝のテレビでそんな企画があったことを知りました。抽選で飼い主を決定したそうですが、心が温かくなったのは、その会場の近くで小犬を抱いた数人の小学生の姿でした。
捨てられていた小犬の引き取り手を探しに、崖っぷち犬飼い主抽選会場の近くにやって来たそうです。抽選に漏れた人の中に、捨てられた犬の飼い主になってくれる人がいるかもしれないと思ったその小学生たちの気持ちに、胸が熱くなりました。一匹だけ、飼い主になってくれるという人が現れ、もらわれて行きました。他の犬は、期日が来たら処分されてしまうということでした。“生き物の処分”、何と辛い厳しい言葉でしょう。やるせなさを感じました。「飼うなら最後まで飼ってほしい」と訴えていた女児の気持ちが、テレビの放送を見ていた多くの人に届けられたことでしょう。現在動物(生き物)を飼っている人、これから飼う人、飼うかもしれない人、肝に銘じてほしいと思いました。
私は今まで犬を飼ったことがありません。家で飼っていたのはウサギ、金魚、チャボ、カメ、短期間のものなら、カブトムシ、鈴虫といったところでしょうか。散歩を必要とする犬は、家族が面倒を見ることが難しかったからか、「飼おう」という話が出たことはありませんでした。単に、あまり犬に興味がないからかもしれませんが・・・。
結婚と同時に引っ越した先には、犬を飼っている人が多いです。よく散歩している姿を見かけます。
そこで悩みが発生します。アパートから駅までの1km足らずの距離に、犬の落とし物がとても多いのです。中には、「人間の?」と思うくらい大きな落し物まであります。本当に多くて、外出時、踏まないように緊張しながら歩いています。量や落ちている場所の数からして、一匹や二匹ではないように思うのですが、本当に迷惑な話です。
飼い主は犬かわいさで飼っていて幸せなのかもしれませんが、自分の幸せと引き換えに、飼い主としてのマナーを守らないばかりに、不愉快に思う人が大勢いるということに気づいてほしのです。始末しなくても平気なその感覚がわからないのですが、年寄りであっても、散歩させられる元気があるのなら、落し物の始末くらいはできるでしょう。子どもなのであれば、散歩後に犬の落し物を入れた袋の有無を、家族が気にかけてあげればいいでしょう。
もちろん、大切なのは、個人のマナーの向上です。飼い主やその家族には、今一度、動物を飼う上で他人に迷惑をかけていないかをよく考え、改善するところは改善してくれることを切望します。
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