不動産会社再訪 ～マンション購入計画～

仕事中も買い物している時も、部屋でくつろいでいる時も、入浴中も、眠りに就くほんのひとときでさえも、頭の中には常に、来春購入希望のマンションのことがある。夫も同じことを言っていた。今、二人にとって、人生が変わるほどの大きな決断を迫られている。

お世話になっている不動産会社を訪ねた。11月から何度か訪れ、購入候補マンションの内見や不動産会社内で流通している情報をもらっている。前回、私たちの購入希望条件が中途半端だったため、絞り込むことが宿題となった。ない時間を絞り出して、夫婦で話し合ってきた。そして、出した結果は・・・。

希望引っ越し地域に建つ、高層階から海が眺められる巨大なマンション。そのマンションに、空室が出るのを待つことに決めた。
一ヶ月ほど前に、10階2ＬＤＫの部屋の内見をさせてもらった。リビングからの眺めが素晴らしかったのがとても印象的で、こんな風景を毎日眺めて暮らせたらいいなぁという思いが、夫にも私にも残っていた。正面ベランダ越しに海が広がり、開放感たっぷりの部屋。「リゾート気分を満喫」とまではいかなくても、大都市にしてはなかなかの環境だ。駅からも徒歩11分で、バスも近くを走っている。好立地であることに変わりはない。

ただそのマンションも、いくら巨大で戸数が多いとはいえ、いいタイミングで空室が出ないことには購入できない。不動産会社の担当者曰く、「人気のマンションなので、そうそう空室は出ない。出ても早いうちに売れてしまう」とのこと。運を天に任せるしかなさそうだ。